道々の枝折

好奇心の趣くままに、見たこと・聞いたこと・思ったこと・為たこと、そして考えたこと・・・

忍の一字

2020年04月19日 | 人文考察
夫婦も半世紀の間生活を共にしていると、しかもその大半を日頃顔つき合わせて暮らしていたとなると、「忍の一字」の大切さが身に沁みる。それを、当事者の一方として虚心坦懐に述懐したつもりだが、向こう気の強いわが伴侶は笑止千万と斬り捨てる。「お前様が『忍』とは片腹痛い」と鼻先で嗤う。「若い頃から好き放題をやって来て、何を戯けたことを言う、この大酒呑みが!耐えて来たのは100%ワタシひとりじゃ!」「ご尤も! . . . 本文を読む
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