「背高泡立草」で第162回芥川賞を受賞した古川真人さんのことが、1月17日の中日新聞「この人」欄に載っていた。
ご両親が海辺の町の出身で、ご本人も幼い頃から海に親しんで育ったそうだ。
記者に訊かれ、
「港には人や物が往来し、それぞれが物語を内包している」
と、港に惹かれる理由を語っていた。
それぞれの人の無言の語りかけを聴きとる力に、小説家の感受性の鋭さを感じる。
「物語を内包した人や物の往来」ねー。おそれいった。
毎年の芥川賞・直木賞発表の都度受賞作を読むことはなかったが、近いうちにきっと、「背高泡立草」を読んでみることになるだろう。
わたし的には花粉症の原因となる
厄介なものだから!どんな内容なのか、ちょっと気になります。
今年は薄めた木酢液を試すつもりですが、
民間療法に頼らざるを得ないのが辛いところです。
それにしてもこの書名、よくしゅつはわしや、
よく出版社がOKしたと思います。受賞作は改題できないのでしょう。