1.経緯
3年前に、右眼対象に白内障の手術をしました。その時左眼は少し始まっていましたがちゃんと見えていてもったいないということで、片側のみとしたわけです。ところが半年前から急に視力が落ち始め、自動車の運転でも片目でしかちゃんと見てないと判断して、眼科医に相談して実施することとしました。
そこで、今回はその手術とその後について、概要を関連しそうな写真と合わせて書いてみることとしました。なお、写真はかなり美化しすぎたイメージです。(もしかすると花が怒っちゃうかも)
2.手術内容
日帰り手術でした。順を追って示します。
2.1 麻酔
手術実施約1時間前に、医院に到着。まずは手術後につける眼鏡が消毒されていること、帰宅手段が妥当なこと(衝撃を受ける可能性がないこと、私は家までタクシーで直行)の確認を受ける。
その後眼に麻酔の目薬を3回に分けて差される。
待合室には10人程度が待っており、ベルトコンベアに乗っているように順に呼び出され、手術を受けていく。
眼は、麻酔によってややぼんやりとする。
2.2 手術準備
待合室から準備室に入り、被手術着に着かえさせられ、眼にカバーされた後、暗い手術室に入場。
2.3 開始
座席に座り、ガーゼの眼の部分を切られることで手術開始。ぐいっと瞼を広げられて固定。
見えるのは非常に強い3つのライト。
2.4 眼球のカットおよび水晶体の除去
再度麻酔の目薬を差され、多分眼内にも注射される。
あっ、眼の横を切っている・・・
そしてウィーン 超音波振動子の音だ。これで水晶体が壊され、眼外へ吸い出される。
この時眼に見える情景は、ぐしゃぐしゃになる。
2.5 眼内レンズ挿入
「さあ、いれるぞ。」なにかこの辺りから周辺の緊張感が和らぐ。医師2人(執刀医とモニタで術部を拡大し詳細をチェックしている医師)の対話が楽しそうになる。
「どうだ。」「いいんじゃない。」 聴いているこちらもほっとする。
ライトもすっきり3つが見え、安心する。
「手術はうまくいきました。」
「ありがとうございます。」
ゆっくりと立って、やはり暗い隣室に歩いて入り安楽椅子に座る。
2.6 最終チェック
暫く座っていると 次の隣室から「どうぞ。」
眼の中を調べる器械で覗かれる。そして手術に問題がないとの報告を受ける。
その後、今後の通院計画等を確認。
眼の上部が赤く見えていることを質問、それは強いライトを長時間見ていたためとの説明。この時は短時間でも手術の緊張の後で、ぐったりとしています。
退室して費用を支払うために待合室で暫く待った後、外へ出る。手術後だいたい1時間長経過。
この時は保護眼鏡をかけている。
通常の眼鏡を消毒したものでも良いとのことだったが、私は右眼の時にゴーグルタイプの保護眼鏡を購入していたので、それを用いることにした。花粉症にも有効だからである。
3.手術後
3.1 計画
(1)通院計画
最初の1週間:毎日
第2週:2回
第3週以降から暫く:週1回
(2)生活計画
毎日4回、目薬を使用。
当日/術後1日:ベッドで安静
術後3日:胸から下のシャワー可
術後7日:美容院方式での洗髪可、眼以外の部分の洗顔可
術後14日;家庭での洗髪可、眼近辺の洗顔はシャワー程度
術後1か月:普通洗顔可能
3.2 実際の経過
(1)術後1日
朝に医院に行くと眼圧が跳ね上がっていた。見え方も白いカーテンが下りたよう。前回はこんなことはなかった。医師が慌てて薬を処方。
昼過ぎには、普通の見え方になった。
(2)術後2日以降
眼圧が標準値に低下。 その後少しふらつくことがあったが、安定してきた。
眼内の炎症はなし。
3日目には、猫とにらめっこをしました。保護眼鏡がデメキンに見えたか。
眼圧の初期不安定もあり、普通洗髪開始をちょっと遅らせました。
3年前に、右眼対象に白内障の手術をしました。その時左眼は少し始まっていましたがちゃんと見えていてもったいないということで、片側のみとしたわけです。ところが半年前から急に視力が落ち始め、自動車の運転でも片目でしかちゃんと見てないと判断して、眼科医に相談して実施することとしました。
そこで、今回はその手術とその後について、概要を関連しそうな写真と合わせて書いてみることとしました。なお、写真はかなり美化しすぎたイメージです。(もしかすると花が怒っちゃうかも)
<本当に直すの?>
直すのか
でも考えよ
観たいこと
観たくないこと
どっちが多いか
(左眼ぼんやりの状態を示す)
直すのか
でも考えよ
観たいこと
観たくないこと
どっちが多いか
(左眼ぼんやりの状態を示す)
2.手術内容
日帰り手術でした。順を追って示します。
2.1 麻酔
手術実施約1時間前に、医院に到着。まずは手術後につける眼鏡が消毒されていること、帰宅手段が妥当なこと(衝撃を受ける可能性がないこと、私は家までタクシーで直行)の確認を受ける。
その後眼に麻酔の目薬を3回に分けて差される。
待合室には10人程度が待っており、ベルトコンベアに乗っているように順に呼び出され、手術を受けていく。
眼は、麻酔によってややぼんやりとする。
2.2 手術準備
待合室から準備室に入り、被手術着に着かえさせられ、眼にカバーされた後、暗い手術室に入場。
2.3 開始
座席に座り、ガーゼの眼の部分を切られることで手術開始。ぐいっと瞼を広げられて固定。
見えるのは非常に強い3つのライト。
<射貫かれて>
ギラギラと
三つ目が睨む
射貫かれて
過ぎ去る時を
ひたすら待つのみ
ギラギラと
三つ目が睨む
射貫かれて
過ぎ去る時を
ひたすら待つのみ
2.4 眼球のカットおよび水晶体の除去
再度麻酔の目薬を差され、多分眼内にも注射される。
あっ、眼の横を切っている・・・
そしてウィーン 超音波振動子の音だ。これで水晶体が壊され、眼外へ吸い出される。
この時眼に見える情景は、ぐしゃぐしゃになる。
<光の乱舞>
美をここにと
望めば花が
乱舞する
そんな景色を
手術時見せて
美をここにと
望めば花が
乱舞する
そんな景色を
手術時見せて
2.5 眼内レンズ挿入
「さあ、いれるぞ。」なにかこの辺りから周辺の緊張感が和らぐ。医師2人(執刀医とモニタで術部を拡大し詳細をチェックしている医師)の対話が楽しそうになる。
「どうだ。」「いいんじゃない。」 聴いているこちらもほっとする。
ライトもすっきり3つが見え、安心する。
「手術はうまくいきました。」
「ありがとうございます。」
ゆっくりと立って、やはり暗い隣室に歩いて入り安楽椅子に座る。
2.6 最終チェック
暫く座っていると 次の隣室から「どうぞ。」
眼の中を調べる器械で覗かれる。そして手術に問題がないとの報告を受ける。
その後、今後の通院計画等を確認。
眼の上部が赤く見えていることを質問、それは強いライトを長時間見ていたためとの説明。この時は短時間でも手術の緊張の後で、ぐったりとしています。
<瞳の中の夕陽>
この夕陽
残ってしまうなら
いつまでも
あの日の別れ
思い出してしまう
この夕陽
残ってしまうなら
いつまでも
あの日の別れ
思い出してしまう
退室して費用を支払うために待合室で暫く待った後、外へ出る。手術後だいたい1時間長経過。
この時は保護眼鏡をかけている。
通常の眼鏡を消毒したものでも良いとのことだったが、私は右眼の時にゴーグルタイプの保護眼鏡を購入していたので、それを用いることにした。花粉症にも有効だからである。
<ただいま安静中>
この眼鏡
恰好いいのか
悪いのか
安静中です
花粉も防御
この眼鏡
恰好いいのか
悪いのか
安静中です
花粉も防御
3.手術後
3.1 計画
(1)通院計画
最初の1週間:毎日
第2週:2回
第3週以降から暫く:週1回
(2)生活計画
毎日4回、目薬を使用。
当日/術後1日:ベッドで安静
術後3日:胸から下のシャワー可
術後7日:美容院方式での洗髪可、眼以外の部分の洗顔可
術後14日;家庭での洗髪可、眼近辺の洗顔はシャワー程度
術後1か月:普通洗顔可能
3.2 実際の経過
(1)術後1日
朝に医院に行くと眼圧が跳ね上がっていた。見え方も白いカーテンが下りたよう。前回はこんなことはなかった。医師が慌てて薬を処方。
<ぼんやりと>
そびえたつ
ムスカリの樹々
ぼんやりと
霞のせいか
眼圧異常か
そびえたつ
ムスカリの樹々
ぼんやりと
霞のせいか
眼圧異常か
昼過ぎには、普通の見え方になった。
(2)術後2日以降
眼圧が標準値に低下。 その後少しふらつくことがあったが、安定してきた。
眼内の炎症はなし。
3日目には、猫とにらめっこをしました。保護眼鏡がデメキンに見えたか。
<にらめっこ>
いぶかし気
調子狂って
寄ってきた
デメキン野郎は
にらめっこが強い
いぶかし気
調子狂って
寄ってきた
デメキン野郎は
にらめっこが強い
眼圧の初期不安定もあり、普通洗髪開始をちょっと遅らせました。
<雨に濡れる花が羨ましい>
暖かな
雨を喜び
沐浴する
花を羨み
目薬を差す
暖かな
雨を喜び
沐浴する
花を羨み
目薬を差す
白内障に関しては、わりとネット情報は充実していて、遅らせる薬とか、費用とかが適当なキーワードを入れることで出てきます。
遅らせる薬は一時期進行をとめますが、つるべおとしに悪くなりだしたらもうだめです。治ることはないので、その人がどこまで日常生活に不便を感じていて、医者はいつまで薬で持たせようと思っているかです。洗髪等の課題で夏は手術しないほうがいいので、タイミングを考える必要があります。
費用については、ネットで見ると3割負担で片目日帰りが5~6万円とでてきます。私もそんなものでした。入院は8~9万円くらい。70歳を越えると少し安くなるはずです。
入院したとしても前後1日くらいで、その後数日は通院が続くと思います。医者が心配するのは手術で穴をあける角膜の炎症と、今回私に起こったショックによる眼圧上昇です。洗顔等の制約は汚染の排除による角膜の炎症対策です。
独居でしたら、入院されたらと思います。
この記事は保管されてもかまいません。
なお白内障で入れる眼内レンズは単焦点で、焦点位置を近くにするか、遠くにするかを決める必要があります。近くとすると手元はちゃんと見えますが遠くは眼鏡が必要になり、遠くを選ぶと近くを見るのに眼鏡が必要になります。私は手元を見ることを選んだので、やはり近眼の眼鏡を使います。ただし度数は緩和されました。
白内障の手術の詳しいご説明に感謝します。
叔母が白内障と告げられて遅らせる?点眼液を使用中です。
これで見る限り毎日の通院となれば入院の方が賢明なのかと考えてしまいます。
叔母(70歳)は基礎年金だけの収入なのでなかなか手術や入院となると考えてしまいます。
ここに金額は当たり前ですが記入はないけれど高額になるのでしょうか?
私も援助していますが限りがあるので心配です。
このまま不便さを感じないならば現状維持かなと。
この記事保管させて頂いてもよろしいでしょうか?
叔母にも一応見せておきたく思いまして。
すっきり鮮明に見えるのでしょうね。
元来の近視の私には羨ましい限りです。
ご丁寧なその後の経過までありがとうございました。
感染にお互いに気をつけて・・( ・ᴗ・ )و流生