7月の最終日曜日は「鈴鹿8時間耐久レース」と昔から決まっています(1980年ごろからね)
土日休みじゃないし、一緒に行ってくれる友達いないし、もし行ったら行ったで熱中症で体調崩しそうだしで、見に行かないけど妙にそわそわする時期の到来です。
オートバイブームが去り、リーマンショックもありでメーカー各社が疲弊していたらしいのですが、去年あたりに底を打ったようで今年は参加台数も増え盛り上がりを見せているそうです。
簡単に言うと市販車を改造して2~3人のライダーで、8時間走ってどのチームが一番多く走った(周回した)かを競うレースです。
午前11時半スタートで午後7時半ゴールと昔から決まってまして(しつこい)この時期の7時は暗くなっているので、ライトをつけて走るのが風物詩であり、ドラマを生んだりします。
ってことで、各社のバイクを紹介しましょう。(ノーマルのベースモデルだよ)
ヤマハは近年むちゃくちゃ業績不振だったらしいです。
しかし円安効果か?(株の好きな人にでも聞いてみてください)最悪期を乗り越え、バイクの出来が今年一番と言う下馬評です。
このYZF-R1は一般人が買えるのですよ!
1000㏄で200馬力!!です。お値段237万円でした。
ちなみに上の写真、レース用じゃないですよ、小さなヘッドライトやウインカーが付いてます、よく見てね。
こちらはスズキのGSX-R1000
こちらは185馬力ですね。お値段ちょっとお安く??150万円なり。
おそらくスズキ(株)としてはレースに参加せず「ヨシムラスズキ」としての参加でしょうね。
ヨシムラと言うチューニングメーカーなのですが、そりゃもう本田宗一郎さんと同じくらい伝説の人(の起こした会社)です。
スズキのすごいバイクと言えば隼1300でしょう。
バイクに乗らない人も割と知ってるようです。200馬力もありますし320㎞/hもでます、が8耐には規則上出れませんし、出たとしても大きく重たいのであまり速くは走れないと思います。
カワサキのフラッグシップはZX-10Rといいます。
169万円の151馬力です。チューニングするので関係ないとはいえ他社は200馬力になっているので見劣りしますね。と偉そうに言いますが僕は77馬力のバイクしか知りません。
追記 ヨーロッパ仕様は200馬力でした。
昔のカワサキ、マッハを知ってる人には懐かしいH2Rと言う限定販売バイクもあります。
これも8耐には出れません。
1000㏄でスーパーチャージャー付、326馬力の540万円です。これは誰にでも売ってくれませんし、ナンバーもつきません。
レーサーだけかと思ったら市販車もありました。
270万円、200馬力です。でもスーパーチャージャーが付くので活躍できるレースがないなぁ。
最後はホンダです。8耐の行われる鈴鹿サーキットはホンダの持ち物なので、負けるわけには行きません?
CBR1000RRといいます。
188万円から280万円までバリエーションあり、どこが違うのかは僕は知らない。
約180馬力ですね。
8耐にはこれで出ると思うんだけど、我々のような普通の人用にすごい隠し玉がある。
RC213V‐Sと言うバイクです。
驚け! 価格2190万円だよ!!打ち間違いでないよ。
で馬力もすごい! 70馬力だ!これも打ち間違いじゃないよ~。
ちなみに上記のバイクほとんどが、スズキやホンダのバイクなのですが「輸入車」になります。
そう、昔から日本で作って一度輸出して、輸入してくるんです。
ですので、ヨーロッパ仕様とかカナダ仕様、北米仕様などがあり細かなところが違います(色とかわずかな最高出力とか)
有名どころではマレーシア仕様の逆輸入車と言うのがありますが、噂ではマレーシアに大型バイクの市場はほぼ皆無なんだそうで、実際には日本で売るための輸出先になっているらしいです。