月光仮面が乗っていそうなホンダのバイク、スポーツカブCS65と言います、1964年製ですから60年前のバイクです。
いつも登場するはっちゃんの持ち物ですが、半分所有してることを忘れていたらしいです。
と言いますのはいっつも車の修理に出している修理工場の整備士さんが「俺が暇なときにレストアしてあげる」という話で20数年前に購入し預けたのですが、ほどなくしてその方はお亡くなりになってしまい手つかずのまま、修理工場の狭い物置にそれから眠っていたそうです。
その後はっちゃんは、もう処分されてしまったに違いないと思い込み半分忘れていたのですが、先日修理工場を廃業するので引き取りに来いと連絡が来たのです。
このまま処分してもらおうか、それとも今ならレストアブームなので直して乗ってみようか迷っていたのですが、バイク仲間は「捨てるなんてもったいない、直そう」と炊き付けるもんですから、本日修理工場を引き上げバイク屋さんに持って行きましたとさ。
狭く暗い物置が良かったのだと思います、タイヤも見た目の劣化はほとんど無いくらい綺麗です。
メッキに点錆はありますが深く腐っているところは無さそうです。
タイヤも回りますし、キックも降ります。ブレーキアクセル回ります。
クラッチだけが張り付いていました。
素人目にはタンク清掃、キャブ掃除、オイル交換で動くんじゃないの?と思うようなコンディションです。
まさに掘り出し物ですね。
動いたら、どこか近所にお散歩ツーリングしたいですね。
隣の赤いバイクはドカティの最近のモデルです、60年を経てバイクのデザインはこんなに変わりました。
くにちゃんのハーレーはアイドリングが不安定になってきました。
写真を見てわかるようにブローバイガスをエアクリーナーに戻すので、すぐにコテコテに汚れます。
時々搭載されてない機能のはずなんですが、アイドリングストップがONになります?
キャブクリーナーでシューシューすると直ることが今までだったんですが、今回は直りません。
同じくバイク屋さんで本格的に見てもらうこととなりました。
現在6万5千キロ走行です、バイクとしては珍しいほどの過走行車になるそうで、インジェクションの詰まりやそのものの不調、クランクセンサー、点火コイルなどが疑われるそうですが、自分としてはIAC(アイドルエアーコントロール)バルブじゃないかと思っているのですが、差し出がましいことをプロに言うのは遠慮しております。
軽微な修理で直ればうれしいのですが、大修理となると乗換も視野に入ってきます。
遠方のツーリング先で動かなくなるのは大変こまりますからね、時間がもったいない、計画そのものがつぶれるのが嫌、修理運送費がかさむなどです。
ハーレーといえども耐久性は思いの外、無さそうだと思うこの頃です。