天皇陛下の靖国神社御親拝を希望する会会長

日本人の歴史認識は間違っています。皇紀2675年こんなに続いた国は世界の何処を探しても日本しかありません。

靖国神社焼却計画

2015-01-03 14:14:52 | 歴史
1⃣ウエストファリア条約

30年戦争で凄まじい虐殺が行なわれ、宗教戦争に嫌気が差して1648年に結んだ条約。
近代最大の国際条約、世界三大条約の一番古いものです。
この条約の重要な方針は、君主の宗教は国民の宗教であって、お互いに他国の宗教には口を出さない、ということにあります。
これで宗教戦争は終わり、以後の戦争は国民戦争となります。30年戦争からフランス革命までの間、ヨーロッパの一番いいアンシャンレジームの時代へと移行するのです。

この条約は戦後も守られ、北アイルランドでIRAによるテロが続き、サッチャー本首相も危険な経験をしましたが、テロを批判こそすれカトリックを批判することはありませんでした。
ブッシュ前大統領もイラクに大軍を派遣して内政干渉をしましたが、イスラム教を批判していません。
しかし、マッカーサーとアメリカにはこのウエストファリア条約の精神が浸透しておらず、日本に対して「神道指令」を出しました。触れてはならない部分に触れたのです。



2⃣ビッテル神父
 
自然の法に基づいて考えると、いかなる国家も、その国家のために死んだ人びとに対して、敬意をはらう権利と義務があるといえる。それは戦勝国か敗戦国かを問わず、平等の真理でなければならない。無名戦士の墓を想起すれば、以上のことは自然に理解できるはずである。
 もし靖国神社を焼き払ったとすれば、その行為は米軍の歴史にとって不名誉きわまる汚点となって残ることであろう。歴史はそのような行為を理解しないにちがいない。はっきりいって、靖国神社の焼却、廃止は米軍の占領政策と相容れない犯罪行為である。
 靖国神社が国家神道の中枢で、誤った国家主義の根元であるというなら、排すべきは国家神道という制度であり、靖国神社ではない。我々は、信仰の自由が完全に認められ、神道、仏教、キリスト教、ユダヤ教など、いかなる宗教を信仰するものであろうと、国家のために死んだものは、すべて靖国神社にその霊をまつられるようにすることを、進言するものである。
 

ビッテル神父は約束通り翌日の午前十時までに、マッカーサー覚え書に対する答申書をウイラー副官に渡し
 靖国神社の招魂祭は予定通り、11月20日に挙行され、天皇陛下は無事御親拝を果たされました。「国教の分離」に関する総司令部指令が発布されたのは、12月15日です。

3⃣200万人以上の戦没者

村として慰霊をする場合、戦死した人が日蓮宗だとか浄土宗だからといって、それぞれの宗派で別々にやるわけにはいきません。手間がかかるし、形式も違うからです。ところが日本には宗派を超越して教義を押し付けないもの、神道があり、神社という場所がある。
だから、各地で招魂社という神社を作って、そこで宗派を問わず神式で祀ることにしました。神式というのは祀り方であって霊魂を慰めることが目的です。「これを信じろ」という強制ではありません。そして、個々の家では自分の宗派で葬式をすることとも矛盾しません。
それで日本中の招魂社(護国神社)の中心が靖国神社としたのです。

「靖国」とは「国を靖んずる、安泰にする」
靖国神社には246万6584柱の御祭神
朝鮮半島出身者約2万1000柱、台湾出身者約2万8000柱、「ひめゆり部隊」などの女性も5万7000余柱祀られております。
御神体は御剣と御鏡であって、御祭神の姓名を書いた霊璽簿(れいじぼ)は御神体ではありません。
靖国神社には遺骨も位牌もなく、「霊が祭られている」という観念だけしかないのです。

誰を祭神とするかを選定しているのは靖国神社ではなく終戦までは陸軍省と海軍省、
終戦後は厚生省が戦没者を個別審査して
「祭神名簿」を作成し、靖国神社はそれを受理して、
祭神一柱ごとに「霊璽簿」を作り合祀する。

所謂「A級戦犯」も、この手続きどおりに厚生省から「祭神名簿」が送られ、合祀された。

つまり国民の総意を受けて、国が彼らを御祭神と認定したのです。


4⃣ヴィルピッタ・ロマノ教授


"国のために命を捧げた人たちのみたまを一つの神社に合祀し、国の守り神として国民全体で守るという発想は、日本文化の素晴らしい成果であり、この気持ちこそ宗教観の根底にあり、人類共通の感じでもある。戦争の目的が何であれ、多くの国民が民族共同体のために良心的に命を捧げた事実は動かせない。彼らの行為を国民の誇りとし、後世に模範として伝えることである。そうすることによって、英霊の犠牲は、国民全体の神聖なる遺産となり、国民の道徳観も養成されるのである


国事殉難者と位置づけられる戦犯。
靖国神社では「昭和殉難者」と呼ばれる。
毎年8月15日に日本武道館で行なわれている全国戦没者追悼式の「戦没者の霊」には「A・B・C級戦犯」も含まれているし、「戦犯」の遺族に招待状が送られる。