靖国の祭神は軍人だけではありません。一般市民も合祀されています。
沖縄県民です、唯一日本で戦場となり県民も日本軍と共に戦い倒れたからです。
しかし、本人や遺族の同意も得ないで、勝手に名簿に記載し英霊として合祀することはおかしい、
とする沖縄県民も居り日本人遺族でも合祀に賛同していない者もおり、
靖国神社に対して霊璽簿から氏名を削除し合祀を取り消すよう求めていますが、
靖国神社は、いったん合祀した霊魂は一体不可分となるので特定の霊のみを廃祀することは不可能で、
分祀(分遷)しても元々の社殿から消えはしないので無意味であると主張し、これに応じておりません。
日本兵として戦った朝鮮や台湾出身の元軍人軍属も多数祀られていますが、中には生存者が含まれていたり、
遺族の一部からは反発も出ています。例えば、2001年韓国や台湾の元軍人軍属の一部遺族計252名が、
日本に対し戦争で受けた被害として24億円余の賠償金を求めた裁判(原告敗訴)があり、
原告の内55人は「戦死した親族の靖国神社への合祀は自らの意思に反し、人格権の侵害である」として、合祀の取り消しを求めました。
2003年には、小泉靖国参拝・高砂義勇隊合祀反対訴訟の原告団長として高金素梅・台湾立法委員が代表となり訴訟を起こしています。
靖国とは歴史観のように、見る立ち位置によって全く異質なものになってしまいます。
上記の様に従軍戦没者遺族だけでも日本、(沖縄)
朝鮮、台湾の遺族が存在し、其々異なった靖国に対する感情が存在するのです。
その立ち位置が幾つも細分化してしまうと現在の様な靖国問題として噴出してしまうのです。
日本人は平和を愛する民族であり戦いを好まない人種です。それは260年も続く江戸時代で一目瞭然です。
ここで特筆すべきは沖縄の感情であり、歴史的対日関係、沖縄、韓国、中国がその被害者としての"利得"という共通の利害関係で結ばれている事です。
その目に見える証しとして、龍柱の中国発注、琉球民族独立総合研究学会、等、琉球としての独立を望むものまで存在します。
東大教授高橋哲也氏は靖国をニュートラルな視点で俯瞰で靖国を分析している様にみせかけ、戦争"被害者"とくに朝鮮、中国、(沖縄)からの視点で巧みに、批判的に分析しているのです。
《高橋哲也著 靖国問題》
第一章 感情の問題
靖国は感情をコントロールする装置で、不幸を幸福に変換しているとあるが、遺族の感情はかならずしも被害者のそれではなく、その大部分が靖国の英霊となることに誇りを感じているに違いない。よって悲しみよりも感謝が勝り、その顕彰の重要性を無視し単にマインドコントロールの施設としか見ていない。
第二章 歴史認識の問題
中国からの戦争被害者の視点で靖国をみている
さらに、戦争責任を戦犯のみに限定し分祀する動きも問題化し日本国家としての戦争責任から靖国を問題視している。このように単なる戦犯分祀論者でなく、その者をも否定し東京裁判を肯定して、歴史認識の観点から靖国と対する方をとっている。中国の考えかたをより強固なものにする考えです。
第三章 宗教の問題
ほぼ異論はありません
第四章 文化の問題
文化論の中でも最も洗練されたと、江藤淳氏の書籍を持ち上げておきながら、唯一点の論理矛盾で全てを否定する、粗探しによる最高権威者を貶めることで靖国の脆弱性を攻撃している。
第五章 国立追悼施設の問題
一見中韓の押す靖国以外の追悼施設に断固反対するポジションから靖国を擁護するように見せかけ、靖国問題から逃げることは許されないとして、結局靖国を否定している。
簡単な高橋氏の著書の私なりの解説ですが、沖縄が本土復帰する直前の反対派の中に、『昔の日本じゃない、天皇陛下のいらした日本ではないのだ。』
と言うのを知って沖縄に蔓延する左翼思想に傾きかけましたが、自衛戦争の真実を知ってからはもう揺らぐことはありません。
しかしながら家永三郎、高橋哲也、大江健三郎らの左翼思想論理が築き上げた"反日左翼旧日本軍戦争被害者の会"は中国、韓国、琉球独立の対日本政府戦略
となり、沖縄を拠点に朝日新聞により全国に拡散され、日本を取り戻す高い障壁になっているのです。
結局のところ彼の靖国感は学者として靖国を見ているのではなく、人々の靖国感にバイアスを掛け変換して靖国反対派の靖国問題として理論武装のバイブルになっているのです。
高橋氏の靖国問題をお読みになられた方の反論や意見もツイッターでお待ちしております。
お気軽にメール下さい。
沖縄県民です、唯一日本で戦場となり県民も日本軍と共に戦い倒れたからです。
しかし、本人や遺族の同意も得ないで、勝手に名簿に記載し英霊として合祀することはおかしい、
とする沖縄県民も居り日本人遺族でも合祀に賛同していない者もおり、
靖国神社に対して霊璽簿から氏名を削除し合祀を取り消すよう求めていますが、
靖国神社は、いったん合祀した霊魂は一体不可分となるので特定の霊のみを廃祀することは不可能で、
分祀(分遷)しても元々の社殿から消えはしないので無意味であると主張し、これに応じておりません。
日本兵として戦った朝鮮や台湾出身の元軍人軍属も多数祀られていますが、中には生存者が含まれていたり、
遺族の一部からは反発も出ています。例えば、2001年韓国や台湾の元軍人軍属の一部遺族計252名が、
日本に対し戦争で受けた被害として24億円余の賠償金を求めた裁判(原告敗訴)があり、
原告の内55人は「戦死した親族の靖国神社への合祀は自らの意思に反し、人格権の侵害である」として、合祀の取り消しを求めました。
2003年には、小泉靖国参拝・高砂義勇隊合祀反対訴訟の原告団長として高金素梅・台湾立法委員が代表となり訴訟を起こしています。
靖国とは歴史観のように、見る立ち位置によって全く異質なものになってしまいます。
上記の様に従軍戦没者遺族だけでも日本、(沖縄)
朝鮮、台湾の遺族が存在し、其々異なった靖国に対する感情が存在するのです。
その立ち位置が幾つも細分化してしまうと現在の様な靖国問題として噴出してしまうのです。
日本人は平和を愛する民族であり戦いを好まない人種です。それは260年も続く江戸時代で一目瞭然です。
ここで特筆すべきは沖縄の感情であり、歴史的対日関係、沖縄、韓国、中国がその被害者としての"利得"という共通の利害関係で結ばれている事です。
その目に見える証しとして、龍柱の中国発注、琉球民族独立総合研究学会、等、琉球としての独立を望むものまで存在します。
東大教授高橋哲也氏は靖国をニュートラルな視点で俯瞰で靖国を分析している様にみせかけ、戦争"被害者"とくに朝鮮、中国、(沖縄)からの視点で巧みに、批判的に分析しているのです。
《高橋哲也著 靖国問題》
第一章 感情の問題
靖国は感情をコントロールする装置で、不幸を幸福に変換しているとあるが、遺族の感情はかならずしも被害者のそれではなく、その大部分が靖国の英霊となることに誇りを感じているに違いない。よって悲しみよりも感謝が勝り、その顕彰の重要性を無視し単にマインドコントロールの施設としか見ていない。
第二章 歴史認識の問題
中国からの戦争被害者の視点で靖国をみている
さらに、戦争責任を戦犯のみに限定し分祀する動きも問題化し日本国家としての戦争責任から靖国を問題視している。このように単なる戦犯分祀論者でなく、その者をも否定し東京裁判を肯定して、歴史認識の観点から靖国と対する方をとっている。中国の考えかたをより強固なものにする考えです。
第三章 宗教の問題
ほぼ異論はありません
第四章 文化の問題
文化論の中でも最も洗練されたと、江藤淳氏の書籍を持ち上げておきながら、唯一点の論理矛盾で全てを否定する、粗探しによる最高権威者を貶めることで靖国の脆弱性を攻撃している。
第五章 国立追悼施設の問題
一見中韓の押す靖国以外の追悼施設に断固反対するポジションから靖国を擁護するように見せかけ、靖国問題から逃げることは許されないとして、結局靖国を否定している。
簡単な高橋氏の著書の私なりの解説ですが、沖縄が本土復帰する直前の反対派の中に、『昔の日本じゃない、天皇陛下のいらした日本ではないのだ。』
と言うのを知って沖縄に蔓延する左翼思想に傾きかけましたが、自衛戦争の真実を知ってからはもう揺らぐことはありません。
しかしながら家永三郎、高橋哲也、大江健三郎らの左翼思想論理が築き上げた"反日左翼旧日本軍戦争被害者の会"は中国、韓国、琉球独立の対日本政府戦略
となり、沖縄を拠点に朝日新聞により全国に拡散され、日本を取り戻す高い障壁になっているのです。
結局のところ彼の靖国感は学者として靖国を見ているのではなく、人々の靖国感にバイアスを掛け変換して靖国反対派の靖国問題として理論武装のバイブルになっているのです。
高橋氏の靖国問題をお読みになられた方の反論や意見もツイッターでお待ちしております。
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