三浦春馬さんが30という若さで自死された
その原因を詮索することが今は不謹慎かもしれないが、彼の演技を永遠のゼロでしか知らない者として、その自死が特攻隊員の若さと極めて奇妙にも重なるのである。
詮索することが、どうか唯一の餞として受け入れられるのであればその不謹慎をお許し願いたい。
如何であろうか、『国力を高める』、『立ち直る』、『国民全員で紡ぎ出す』その遺言とも取れる言葉の一つ一つが特攻隊員と重なっている気がしてならない。
『永遠のゼロ』という彼等の世界とは対極にある作品、その中で日本アカデミー賞を取った彼、その作者である百田尚樹さんが日本国紀をこちら側でも批判され始め両側から叩かれる今、業界内で叩かれていた彼は百田さん以上に辛かったのであろう。
彼の若さ、その若さ故あまりにも純粋な日本に対する想いを国民全員で紡ぎ出すことに絶望する程そちらの世界はシビアで冷酷だったのかも知れない。
三島由紀夫が45で選ぶよりも15年も早く選んだその死を残された我々日本国民は一人一人が彼の想いを背負った時にそれは紡ぎ出されるのかもしれない。
慎んでご冥福を祈ります。
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