NOVA ERA

映画大好き、メタル・旅行・飛行機・相撲・世界遺産も好きな未熟な社会人の毎日を綴ります。

スペイン旅行六日目~ユーロは高い!編

2007-10-22 21:11:39 | 
今日は朝から夕方まで自習してました。
途中久しぶりに知り合いに会ったりで少し話もしてしまいましたが、
結構いい感じで自習できたと思います。
租税法は減価償却の改正が入った影響で、
上級講義も結構変わっているみたいなので、
今は入門・基礎マスターを完璧にすることを念頭にやるのみです

スペインから帰国して早1週間。
忘れぬうちに今日も『スペイン旅行記』を書いていこう。
六日目はセビーリャを出てスペイン南部のロンダ、ミハスに向います。


セビーリャのホテルは三ツ星ホテルだったものの、
部屋の壁が薄かったせいか隣の外国人観光客の騒ぐ声が夜遅くまで絶えなくて困りものの宿でした。
今日でこれまで僕らを運んでくれたツアーバスの運転手とお別れなので、
ホテルを出発する前にしっかり写真撮影。
セビーリャから2時間ほどバスに揺られてロンダに到着です。
ロンダはスペインならではの田舎町でありながら、
人も多く(というか観光客が多い)、
スペイン最古の闘牛場がある町としても知られます。
僕らは現地ガイドに従ってその闘牛場を見てから、
断崖絶壁に架かっているヌエボ橋を渡り、
かつてヘミングウェイが住んでいたという家を見てからフリータイムとなりました。
それにしてもヘミングウェイが住んでいた家のそばに展望台があるのですが、
そこから見える景色は自分が高所恐怖症であることを忘れさせるぐらい見事な景色で、またまた感動です。
もうスペインに来て何度感動を味わったことか分かりません。
フリータイム中、町のメインストリートを一人でブラブラしていたら、
ヘミングウェイやオーソン・ウェルズの写真が飾ってあり、
有名人にも愛された町であることを実感。
昼はロンダのレストランで“白身魚のオリーブオイル焼き”を食べ(美味しかったです)、
ミハスへ出発です。

ミハスは“白い町”として知られる町で、
遠くから町全体を見たら山に雪が積もっているかのごとくでした。
ミハスは基本的にガイド禁止ということで、
数時間のフリータイムを使って町を散策することに。
添乗員から渡された地図によれば、
ミハスは町全体が斜面になっているものの、
結構分かりやすい町であることが分かっていたので、
まずはスペインで一番小さいと言われる闘牛場へ行ってみました。
3ユーロ払って中に入れるんですが、
本当に小さい、というかカワイイ!
こんな小さいところで、あの迫力ある闘牛が行われているなんて不思議な気分です。
六日目は、ミハスの後にマラガ空港からバルセロナに行くのですが、
夕飯もフリーとなっていて、食べるとすればこのミハスかマラガ空港しかないと添乗員が話していたのを思い出し、
空港は高いことを予想してミハスで夕飯を済ませることを選択。
噴水近くのレストランでハンバーガーセット(4.75ユーロ)を食べてから、
観光スポットであるサン・セバスチャン通りへ。
サン・セバスチャン!!
SONATA ARCTICAの歌で一番人気ある“San Sebastian”と同じ名前じゃないですか(よくある名前かもしれませんが)。
サン・セバスチャン通りは、白い建物が並ぶ中を緩やかな斜面がずーっと続いている様子が素晴らしく、デジカメの10秒タイマー機能を使って自分をいれての写真撮影にも成功しました(ちなみにそばで観光客が夫婦喧嘩をしていたのはコワコワでした)。
その後聖母マリアが祭られている教会や展望台、
お土産屋、名物ロバタクシー観察をしているうちにタイムアップ。
ミハスを後にしてミハスからすぐのマラガへ。

マラガはピカソの出身地なだけあって、
空港ターミナルにも“パブロ・ルイス・ピカソターミナル”と名づけられていました。
空港ターミナルは、避暑地“コスタ・デル・ソル”の玄関口であるせいか結構大きいです。
ターミナル前でツアーバスの運転手と別れ、
荷物検査をしたんですが、
マラガとバルセロナを結ぶブエリング航空は荷物重量に厳しいので、
皆ハラハラでしたね。
その後フードコーナーへ移動して値段を見たら唖然!
予想通り…。
コーラ500mlペットボトルが1本2ユーロ(約320円)、
日本ならコンビニで200円前後で売られていそうなサンドウィッチが5.9ユーロ(約940円)。
サラダが一個6ユーロ(約960円)。
ユーロ高や場所が空港だからという理由もあると思いますが、
もう高いのなんのって、ミハスで済ませておいて本当に良かったです。
ブエリング航空は21時出発のはずが、
遅れに遅れ結局22時半に出発。
飛行機内も座ったら膝が前の座席にくっつくぐらい狭くて、
ゆったりどころではなかったです。
更に座席後方でスペイン人が猛烈に騒いでいるもんだからうるさいのなんの。
飛行機がガクッと揺れただけでジェットコースターかよっ!と思うぐらいの悲鳴も飛び出しました。
というわけでクタクタになりながら0:00過ぎにバルセロナ・プラット空港に到着、ホテルには1:00過ぎに到着で6日目は終了です(汗)。

七日目はついにバルセロナ観光!
結構盛りだくさんなのでお楽しみに!!

今日一番聴いた曲:Halloween/HELLOWEEN

フォーンブース

2007-10-21 23:19:24 | 映画
今日から妹が遅い夏休みを使って旅行のため家には母と自分、猫のみ。
一人いないだけでこんなに静かになるものなんですね。
ということは自分がスペインに行っていた間も静かだったんだろうなぁ。

コリン・ファレル主演の「フォーンブース」を観ました。
携帯が主流の中で敢えて公衆電話に主眼を置いた点、
上映時間81分という潔い短さ、
公衆電話周辺のみでの息詰まる展開、
と作品をコンパクトにまとめている点は評価したいです。
なので評価は《》としておきます。
それにしてもケイティ・ホームズはどうなったんだろう。

今頃六本木に行ったら、BLIND GUARDIANやARCH ENEMYと会えそう。
気力あったら今六本木で行われている東京国際映画祭にでも行こうかなと考えている今日この頃です。

今日一番聴いた曲:Power/HELLOWEEN

いろいろ

2007-10-21 14:54:14 | 趣味
今日はいい天気ですね
先ほど地元の公園を歩いていたら、
家族連れがピクニックをしていたり、
サイクリング、野球をしている人が結構いたりで心和みました。
しばらくは好天が続くそうなのでなんだかホッとします

昨晩友人2人と久しぶりに月島にもんじゃ焼きを食べに行きました。
久しぶりの月島は混んでいる所と混んでいない所の差が極端で、
店を選ぶのに一苦労。
それでもなんとか有名ぽい“おかめ”という店でもんじゃ焼きとお好み焼きを堪能しました。
でももんじゃ焼きはちょっと薄味でボリュームがあまりないから、
後に頼んだお好み焼きの方が好きかもしれません。
その後場所を移してボーリングをすることに。
2ゲームやってスコアは94、129。。
94
100を下回るのなんて何年ぶりでしょう。
ピンに嫌われてストライクが出なかったことにも結構凹みましたね

昨日昼に箱根駅伝の選考会レースをやっていたので観ました。
山梨学院大、大東大、神大、中央学院大などの常連校は順当に本大会へ駒を進めたものの、
昨年の選考会で1秒差で本大会出場を逃した拓大がまたしても予選敗退で残念です。
ちなみに母校は全然ダメ
母校は94年ぐらいに一度出たのを観て以来しばらく出ていない(学連選抜除く)ので、来年こそはと願ってやみません。

自分が唯一買い続けているコミック『名探偵コナン』59巻を購入。
せっかく58巻で黒の組織に近づいたのにまた離れるなんて
ちなみに58巻に書いてあったんだけど、
2巻で宮野明美が殺されてから58巻に至るまでたったの数ヶ月しか経っていないらしいです。
そろそろ限界な気がします

スペイン旅行五日目~アンダルシアは暑かった編

2007-10-20 11:46:49 | 
どうも~。

昨晩ネットで気になる記事を発見しました。
鉄鋼業界の就職PRの話。
堅いイメージを払拭するべく、
「メタルはイケてるぜ」
という標語を掲げたとか。
しかもイメージキャラクターにかつてMEGADETHに在籍していたマーティ・フリードマンを使っていて唖然。
メタルなんて日本ではマイナーなんだから余計悪い気がするんですけど…
でもマーティ・フリードマンはMEGADETHの黄金時代を築いた偉大なギタリストだから、なめてはいけないよ
かっこ悪いPV“Hangar 18”でも彼の華麗なるテクを堪能できます。
今日から2日間メタルの祭典“Loud park07”が始まるし、
メタルが少しでも鉄鋼業界のPRに役立つことを願ってやみません(でも無理か

1940、50年代に活躍した女優デボラ・カー死去。
オスカーに6度ノミネートされながら受賞なしという経歴の持ち主で、
94年ぐらいにアカデミー賞名誉賞を受賞しています。
デボラ・カーと言えば整った顔立ちが印象的な美人女優で、
やはり「王様と私」のアンナ役が印象に残っていますね。
まあ歌はマーニー・ニクソンが吹き替えていたとはいえ、
あの落ち着きぶりは彼女なくして演じられないでしょう。
その他「地上より永遠に」や「クオ・ヴァディス」、「めぐり逢い」、「悲しみよこんにちは」、「黒水仙」とあらゆるジャンルの映画で活躍した器用な女優でもありました。
ご冥福をお祈りします。

スペインを出国して早1週間。
最近は途中に別の記事が入って『スペイン旅行記』がぶつ切りになっていますが、
“旅”のカテゴリーをクリックすれば連続で見られると思うので、
通して読みたいという奇特な方がいらっしゃれば是非そちらをご覧下さい。
スペイン五日目はコルドバの朝から始まります。


30度…。
コルドバのホテルで観た朝の天気予報には確かにそう書いてありました。
スペイン語は分からなくても、さすがに気温ぐらいは分かるからこれには驚きです。
マドリッドの現地ガイドの、
「アンダルシアは暑いから気をつけて観光してね」
という言葉を今更ながら思い出します。

五日目の午前はコルドバ観光。
コルドバはかつてイスラム勢力後ウマイヤ朝の首都だった都市で、
コルドバ歴史地区は世界遺産に登録されています。
そんなコルドバ歴史地区の中心にあるのがメスキータ。
イスラム教とキリスト教文化が融合した建物です。
シンボル的存在のミナレット(尖塔)は荘厳の一言で、
写真撮影にはピッタリですね。
メスキータ内部は5つの時代ごとに拡張されていったせいか、
主に5つの部分に分かれており、
通路を進むにつれその時代の移り変わりがよく分かるのが印象に残りました。
さらに「円柱の森」と呼ばれる850本もの独特な柱も見物です。
その後かつてユダヤ人が住んでいたというユダヤ人街へ。
本来ならば白い小道に色とりどりの花が見られるんですが、
残念ながら花は咲いておらず・・・。
それでも狭い小道に多くの鉢が飾ってある様子は見ていて落ち着きます。
あとローマ橋近くの展望台から見るメスキータもお薦めです。
近くで見るのと遠くで見るのとではまた違う印象を受けるのが興味深いですね。

午後はセビーリャへ。
セビーリャはアンダルシアの州都で、
ここもかつてイスラム勢力に支配されていた影響でイスラム建築物が多く残っています。
また、ビゼーの『カルメン』やロッシーニの『セビリアの理髪師』などの舞台にもなっていますね。
そんなセビーリャでの昼食はなぜか中華料理。
添乗員が、
「スペインの中華料理なのであまり期待しないで下さい」
と言っていましたが、まずまずの味で満足。
昼食後にバスで中心部に向う途中、
英雄エル・シドの像があって感激しました。
エル・シドと言えばチャールトン・ヘストン主演で映画化されています。
実は観ていないんですが、ミクロス・ローザ作曲のテーマ曲は物凄くかっこいいのでお気に入りです。
結構前にフィギュアスケートの本田武史が「エル・シド」のテーマ曲で踊っていたのを思い出します。
そんなこんなで観光スポットのスペイン広場に到着。
広場にある宮殿のでかさにビックリで、
やはりヨーロッパはいいなぁと思わずにはいられませんでした。
スペイン広場を後にして現地ガイドが一言。
「このスペイン広場は、「スター・ウォーズエピソード2/クローンの攻撃」と「アラビアのロレンス」のロケで使われたんですよ!」
・・・。
「それ広場に来る前に言って下さいよ~」
とは自分の心の叫びです。
もうちょっと勉強しておくべきでした。
ところで暑さもピークに達していて、
街中にある温度計が34度だったのが驚きで、
添乗員の、
「まあスペインの温度計はあてにならないので気にしないで下さい」
とのフォローもあまり効かず。
そんな暑い中、
ヨーロッパで3番目の大きさを誇る聖堂、つまりカテドラル(世界遺産)に到着。
とにかくカテドラル内は本当に広くて、
コロンブスの墓と棺もあります。
カテドラル内には街のシンボルとも言うべきヒラルダの塔があり、
ゆるやかなスロープを辿って高さ70メートルの展望台から見たセビーリャの街並みは、スペインの青空も相俟って綺麗でしたね。
青池保子の『アルカサル』の舞台にもなったアルカサル(世界遺産)は残念ながら車窓からしか見られませんでしたが、その分ヒラルダの塔に昇って綺麗な景色を見られて満足です。
そしてカテドラル近くにあるユダヤ人街「サンタ・クルス街」へ。
かつてムリーリョも住んでいたこのサンタ・クルス街は、コルドバのユダヤ人街同様趣のある通りで、物価高のスペインにしては珍しくお土産屋も安かったです。

夜はセビーリャのホテルにチェックインして、
少し休憩してからフラメンコ鑑賞へ。
フラメンコは本来ならば夜遅くにやるものの、
観光客のために早く開けている所もあり、
僕らが行ったのはまさにそんな劇場でした。
僕らが行ったフラメンコの劇場は、
後部がレストランで、前部が座席になっている形式の劇場で、
意外に広かったのが印象に残っています。
生フラメンコは歌声・演奏・ステップ・踊り共に本当に迫力があり、
終始圧倒されました。
なんであんなにカスタネットを早く叩けるんだろう。
踊りも“情熱的”という言葉がピッタリ!
その後の夕飯はスペインの小皿料理タパスで、
本場のスペイン風オムレツやイカフライなどを食べました。

という盛りだくさんの五日目は終了です。
書いてるだけで疲れます
明日六日目はセビーリャを離れてロンダ、ミハスに行き、
マラガ空港からバルセロナ入りです。
お楽しみに。

今日一番聴いた曲:Power/HELLOWEEN

祭典

2007-10-19 08:15:37 | 音楽
明日から2日間、さいたまスーパーアリーナでメタルの祭典“LOUD PARK2007”が開催されます。
去年は大成功だったそうです。
日本ではメタルファンはもはやマイノリティーと考えられている今だからこそ、
さらに盛り上がって欲しいです。
用事があって行けないのですけどね
個人的な今回の注目バンドはドイツのBLIND GUARDIAN。
彼らの“Somewhere far beyond”は大好きだから演奏するかどうか注目です。

ようやく時差ボケも治ってきました。
そして合格発表まで本当にあと1ヶ月!
誰でもそうだと思いますが、
発表が近づくにつれ不安になります。
終わったことは考えないようにしていますが、
やはり気になる今日この頃です。

今日一番聴いた曲:Nymphetamine/CRADLE OF FILTH

スペイン旅行四日目~アルハンブラ宮殿編

2007-10-18 21:04:10 | 
本日3件目の投稿。

今日は久しぶりに予備校に自習しに行きました。
今は計算科目をやるべきですね。
途中予備校の前をデモが通って集中力を遮断されたのは嫌だったけど、
久しぶりの勉強は新鮮なものがありました。
明日も頑張ります。

気が付いたら始まっていた2010年W杯南米予選。
応援しているコロンビアはブラジル・ボリビアと戦って共に引き分け。
まだ始まったばかりだから分からないけど、
今回こそは出場して欲しいです。


スペイン旅行4日目はグラナダの朝から始まります。
前夜にグラナダで泊まったホテルは三ツ星ホテルだったものの、
部屋も綺麗だったし、夕飯のビュッフェも中々美味しかったから満足です。
ところでこのホテルの自分の部屋!
壁のほとんどが鏡でびっくりしました。
あとで同じツアーの人に話して写真見せたら、
「イヤらしいね~」
と言われて爆笑されたし。。
まあこれも思い出の一つですね。
朝食を済ませた後いよいよアルハンブラ宮殿観光。
今回の旅行でバルセロナのサグラダ・ファミリア大聖堂と並んで一番楽しみにしていた場所だから、行く前から一人で興奮していました。
世界史受験をした人ならご存知、グラナダはイスラム勢力のナスル王朝の首都で、
1492年のレコンキスタ終焉の地でもあります。
アルハンブラ宮殿はそんなナスル朝時代に建てられた建物で、
世界遺産にも登録されています。
入ってビックリですよ。
アルハンブラは外観もいいけど、
中はもっと凄い!
イスラム芸術の賜物とも言える、
壁や天井の幾何学模様。
見ていて気持ち悪くなるぐらい精巧に作られていて、
イスラム勢力に支配されていたスペインならではの芸術だなぁと実感しました。
中丸明さんが、アルハンブラでは寝転がって鑑賞すべし!みたいなことを書いていたものの、さすがにそれはできず・・・。
その後アルハンブラ宮殿内のカルロス5世宮殿や、
綺麗な噴水と花が名物のへネラリフェ(世界遺産)、
写真撮影スポットのアラヤネスの中庭とコマレス宮を徒歩で散策。
添乗員曰く、
「アルハンブラはいつも大急ぎで見ているから、
これだけゆっくり見て周れるなんてラッキーですね」
とのこと。
まあ朝早く起きての見学だったから報われて良かったです。
実は前夜に添乗員が希望者を募って、
グラナダ最古の街並みが残るアルバイシン地区(ちなみに世界遺産)を通って、
サン・ニコラス展望台に連れて行ってくれたんです。
その展望台から見えるアルハンブラのライトアップは本当に綺麗!の一言でした。

アルハンブラを後にしてグラナダ市内のレストランでスペイン料理“イカの墨煮”を食べたけど、あまり美味しくなかったです。
昼食後、コルドバへ向けてバスは出発。
途中、モンティージャという所に寄って、
ワイン酒蔵(ボディガ)を見学しました。
ワイン酒蔵なんて初めてでちょっと嬉しい体験です。
中は暗く、ほんのりワインの香りがして中々雰囲気がありましたね。
その後ワインの試飲(甘かったけど顔は赤くなった)があったりして、9月半ばに観た「サイドウェイ」を思い出しました。
驚いたことに、
僕らのツアーバスを運転していた運転手の実家が、
このワイン酒蔵のすぐ隣だったのが偶然で、
笑いが起きたのは言うまでもありません。

こうして夕方に無事コルドバに到着。
泊まったホテルは四つ星ながらリゾートホテルみたいな感じで綺麗でした。
明日五日目は午前にコルドバ観光、午後にセビ-リャ観光です。

今日一番聴いた曲:Tales of a Jedi knight/John WILLIAMS

パンズ・ラビリンス

2007-10-18 09:37:17 | 映画
2件連続投稿。

昨日銀座シネカノン一丁目に「パンズ・ラビリンス」を観にいきました。
今年観た映画の中で文句なしのナンバー1映画です。
観終わった後に「いい映画観たなぁ」という幸福感を感じました。
ファンタジーとは言え、
子供向けのファンタジーではなく、
ダークで物凄く独特な世界観が描かれています。
現実と幻想をうまく織り交ぜて描き、
緊迫・グロテスク・神秘・残酷と言った要素が全編に散りばめられ、
作品全体にメリハリがあります。
暗い音楽も耳に残ります。
とにかく凄いエネルギーを発する映画ですね。
評価はもちろん《》です。

スウィート・シックスティーン

2007-10-18 09:21:01 | 映画
一時『スペイン旅行記』は中断。

今秋は結構観るドラマが多いかも。
『スワンの馬鹿!』も意外に面白いし、
『ガリレオ』もミステリーファンとしては見逃せないし、
『働きマン』は原作読んでますます興味持ったし、
『SP』も面白そう。
観過ぎないよう気をつけよう。

ケン・ローチの「スウィート・シックスティーン」を観ました。
全然スウィートじゃないのに“スウィート”とは皮肉です。
現代の若者が抱える問題を一気に描いた力作だと思います。
評価は《》としておきます。

スペイン旅行三日目~トレド、ラ・マンチャ編

2007-10-17 16:22:56 | 
どうもです。
帰国してから映画をもう2本も観ているんですが、
『スペイン旅行記』を書き終えてから感想を投稿します。
その2本のうちの1本は、今年観た映画の中でナンバー1だったりするので早く紹介したいですね

明日から朝から夕方まで予備校で自習するという生活に戻ります。
予備校の講座を申し込むかどうかは合否の結果を見てから決めようと考えています。
気が付けば合格発表まであと一ヶ月。。
まあ受かってるでしょう…と根拠のないポジティブシンキングで行きます
本当はドキドキなんだけどね

昨日の“マドリッド編”でいくつか付記。
細かい所は結構省いたりしているんですが、
いくつか忘れていたこともあったので付け加えておきます↓

まず、一日の闘牛で6頭を殺すと書きました。
まあ全ての段取りは同じで、
プラカードによる牛の紹介→1頭目の牛の登場→闘牛士の演技→牛の殺害→約5分ほどの掃除(牛の血の痕をブラシで掃いたりします)→プラカードによる牛の紹介→2頭目の牛の登場・・・
といった感じで6頭目まで行われます。
ガイドさんに聞いた話によれば、
闘牛用の牛は特別に闘牛用に育てることはしないそうです。
闘牛用に育ててしまうと、
演技とかを覚えてしまうかららしいです。
だからいきなり牛を闘牛場に連れてくるとのこと。。
そのため闘牛場のステージに登場したきりキョトンとして動かない牛もいるとか。
牛からしてみれば、殺されるとも知らず闘牛場に連れてこられるからたまったもんじゃないでしょう。
これも文化の違いかな。

ヨーロッパのバス停にはたいてい広告があるんですが、
マドリッドのバス停で、レアル・マドリッドの正GKにしてスペイン代表正GKであるカシージャスが載っている広告があったので思わず撮影してしまいました。
いやぁ、マドリッドらしいというか、マドリッドでしか撮れないと思ったからこの広告を見つけたときは嬉しかったですね。
しかもライオンの目の前で肉を掲げてニコリと笑うカシージャス。
いいですねぇ~。
あと今朝の朝日新聞にマドリッドのプラド美術館の大改修工事が月末に完成すると載っていました。
自分にはトピックすぎて驚いた次第です。
とまあそんな思い出たっぷりのマドリッドを後にしてトレドに向けて出発です!


ヨーロッパはまだサマータイムです。
そのためスペインの朝は8時ごろまで薄暗いです。
マドリッドのホテルで7:30にパッケージダウン、
8:30出発と前日に知らされていたので、
7:00頃朝食を済ませてパッケージダウンを済ませてからホテル近くをブラブラしてみることに。
暗っ!!
繁華街であるグランビアもシーンとしていました。
でも売店の兄ちゃんが早くも新聞の準備をしていて店を開けていたので、
絵葉書を購入。。
自分、今更ながらなんですが、
旅行先で絵葉書を買うのが趣味なんです。
今回の旅行でも立ち寄った全都市の絵葉書を合計70枚ぐらいは買ったかな。
マドリッドは観光で忙しくて、しかもなぜか免税店には売っていなくて、
絵葉書を買う機会がありませんでした。
そのためギリギリながら無事買うことが出来て一安心。。

バスはマドリッドから1時間ほどしてトレドへ。
トレドは、1500年ほど前の西ゴート王国の首都で、
その後イスラム勢力にも支配されたことからキリスト、ユダヤ、イスラムの3つの文化が混合した都市です。
画家のエル・グレコが過ごした町として知られる他、
ルイス・ブニュエルの「哀しみのトリスターナ」にも出てきます。
(というか書いてて思い出したけど、ルイス・ブニュエルはスペイン映画の代表的監督です。)
中世の頃から変わっていないというトレドの街並みは世界遺産に登録されています。
スペイン・カトリックの総本山であるカテドラルの見事さ、
中世らしい趣のある綺麗な街並、
そばにはスペイン一の川であるタホ川が流れ、
展望台から見たトレドの街並は雄大そのもの。
中丸明さんが『スペイン五つの旅』の中で、
「スペインに来たら迷わずトレドへ行け!」
と書く理由も分かります。
サント・トメ教会で、エル・グレコの代表作である『オルガス伯爵の埋葬』も鑑賞。
現地ガイド曰く、
この『オルガス伯爵の埋葬』とヴェラスケスの『ラス・メニーナス』、レンブラントの『夜警』は三大名画と言われるらしいです。
何をもって“三大”なのかは分かりませんが、
このツアーでそのうちの2本を見られただけでも嬉しいです。
あとレンブラントの『夜警』は、高校時代に世界史の資料集で見て光の加減具合に感動して以来ずっと見たいと思っていた作品なので、次はオランダに行こうかなと考えたりしました。

トレドで昼食を済ませてからいよいよスペイン南部のアンダルシア地方へ。
マドリッドのガイドさんが、
「アンダルシアは暑いよっ!」
と話していたから、
「えー、スペインは日本と同じぐらいの気候のはずだからそんなことないよ」
と思っていました。
しかし・・・。。。
一方トレドからアンダルシアのグラナダまでバスで4時間!
途中、『ドン・キホーテ』に登場するラ・マンチャを通り、
「ここをドン・キホーテは旅したんだろうなぁ」
と車窓から考えていました。
そしてラ・マンチャをい象徴する古き風車群のあるコンスエグラへ。
風車のうちの一つが売店になっていて、
そこの兄ちゃんが、
「お客さん、綺麗だね、安いよ」
「お兄さん優しいね、これ買って」
などと片言の日本語で商売しているから唖然!
完全に観光地化されていることを実感しましたね。
でもいい写真を撮れたし絵葉書も安く買えたから良しとしよう。
コンスエグラを20分ぐらいで後にして、
かつてセルバンテスが泊まったという旅館をレストラン兼売店にしたプエルト・ラピセでトイレ休憩。
自分の常識を覆す痩せたドン・キホーテ像も中々興味深かったです。
ラ・マンチャのお菓子もシナモン味がいい感じできいていて美味でした。
プエルト・リプセを後にしてあとはひたすらバスで南下↓
そしてやっとグラナダに到着です。
四日目はいよいよグラナダのアルハンブラ宮殿観光です。
お楽しみに!

今日一番聴いた曲:Ben Kenobi’s death/JOHN WILLIAMS

スペイン旅行二日目~マドリッド編

2007-10-16 14:27:10 | 
時差ぼけがまだ治まりません
でも同じツアーの人には昨日や今日から仕事に出るという方が多くいたから、
自分も耐えなければなりませんね。

そういえば時津風部屋の継承問題。
自分がスペインに行ってる間に時津海が引退して継ぐことになったみたいですね。
結構好きな力士だったので、こういう形での引退は残念です。
技能賞を4回も受賞しているし、まだまだ三役目指して欲しかったなぁ。
今後は相撲界で事件が起こらないよう務めて欲しいです。

『スペイン旅行記』は写真を載せたいんですが、
デジカメで撮った写真の7、8割に自分が写っているのでやめておきます。
ただ単に風景や建物を撮るだけならガイドブックにも載っているから、
自分を極力写すようにしたんです。
全部で360枚は確かに撮りすぎですが
見たい人は今度会う時にでも見せますんで。
というわけでスペインの思い出を記録に残すべく今日も“スペイン旅行二日目”を書こうと思います。
二日目はスペインの首都マドリッド観光です。


二日目。
前日23時頃寝たせいか早く目が覚め、
シャワー浴びて朝食食べて荷物準備・整理して朝9時に出発。。
僕らが泊まったホテルは四つ星ホテルだったものの、結構古かったかな。
事前告知通り、
・二日目の10月7日は日曜で観光名所以外の店はほとんど閉まっていること、
・更にはマドリッドの大規模な市民自転車レースが一般道を使って行われるため至るところで通行止めになっていること、
が影響して、ホテルから徒歩でスペイン広場に行くことに。
まあ5,6分で着いたから良かったんですが。
スペイン広場はマドリッドの観光名所で、犯罪多発地帯でもあります。
でも中央のセルバンテス像とドン・キホーテ、サンチョ・パンサ像を見て思わず感動。。
「スペインに来たぁ!」という感じです。
一通り写真を撮った後、バスでソフィア王妃芸術センターへ。
ピカソの大作『ゲルニカ』やダリ、ミロの不可思議な絵を見ました。
やはり『ゲルニカ』は有名だけなだけあって、
その大きさに圧倒。
至る所に修正が施されていたのが印象的でした。
その後昼食でパエリアを食べ、プラド美術館そばの免税店でお買い物。
パエリアは確かに美味しかったけど、
銀座にあるスペイン料理店『ビードロ』のパエリアと味は互角かな。

午後はいよいよプラド美術館。
世界三大美術館のうちの一つですね。
ただこの日は日曜だったのでガイドによる説明はNGとのことで、
現地ガイドが美術館の前で並んでいる時に必見の絵を色々説明していました。
ただ自分は、大学で美術を専攻していた妹や美術好きの母から色々教えてもらって予習も万全だったから問題はありませんでした。
鑑賞時間が1時間半ぐらいしかなかったものの、
観たかったゴヤやヴェラスケス、ムリリョ、エル・グレコ、ボッシュ、ルーベンスなどの絵を一通り観られてて満足の一言です。
やはりヴェラスケスの『ラス・メニーナス』やゴヤの『巨人』、『1808年5月3日:マドリッド市民の処刑』は以前から観たかったので、しばらく絵の前から離れられませんでした。
16時半にプラド美術館を後にして闘牛場へ。
現地ガイドによれば、
闘牛のシーズンは10月までだそうで、まさにシーズン終了直前でギリギリセーフ。
この日は人気闘牛士が出るとのことで闘牛場もほぼ満席。
実は闘牛は残酷なイメージがあるのであまり期待していなかったんです。
でもいざ始まると、マタドールの華麗な演技やバンデリリェーリョの命がけの銛撃ちは衝撃と言ってもいいぐらい魅了されました。
一日の闘牛で6頭も牛を殺すことも初めて知ったし、
座席は石段で、1.5ユーロで座布団を貸し出しているも初めて知りましたね。
僕らは4頭目が殺されるところで帰りましたが、
2頭目が物凄く獰猛で、壁に体当たりするし、
牛に止めを刺すマタドールが牛をかわしきれなくて危うく殺されそうになったりで、
迫力あったりヒヤリとしたりの連続であっという間に時間が過ぎていきました。
マタドールによる止めを刺す瞬間(これを“真実の瞬間”と言います)は見事の一言。
“トレロカモミロ”
「トーク・トゥ・ハー」
闘牛関連の歌や映画を思い出します。
でもやはり一番印象に残っているのが漫画『エロイカより愛をこめて』24巻25巻の話。
この話で少佐が闘牛場で牛に追いかけられるんですよ。
エロイカが赤い布を持って、
「トロ、トロ!」
と言って少佐を助けるシーンなんか明らかに作者は楽しんでるなぁと思いましたね。
と言うわけで闘牛の迫力に感動して二日目は終了です。
朝から夜まで結構見るものが多くて盛りだくさんの一日でした。
三日目はマドリッドを離れてトレド、コンスエグラ、グラナダに向います。

今日一番聴いた曲:Man on a mission/GAMMA RAY