こんにちは。
昨日は午後から出かける用事があったのでスカート製作の時間があまり取れませんでした。
その上、またも
急に思い立つと居ても立っても居られない性分が顕われ、
スカートのウエスト部分の押さえをいきなりステッチ風に手縫いで
縫い始めてしまったのです。
実際に縫ってみないと風合いとか分からないからなんでしょうね。
少し縫ってみたら案外いい感じなので結局押さえの部分は手縫いする事になってしまったのね。
ミシンを使えば5分くらいで終わる仕事をその何倍もの時間と手間をかけて手縫いしました。
手で針を進めていくうちに手縫いの服ってどんな感じだろうって、
ふとそんな疑問が湧いてきました。
皆さんは雑巾を縫った事が有りますか?
私は一時雑巾を縫うのにハマった事が有ります。
変でしょ。
雑巾を縫う事にハマる人ってあまり聞いた事がありませんよ。
私の場合、
ハマったのは雑巾ではなく、手で縫う事の方なんです。
無性に何かが縫いたくなる、針を動かしたい、
そんな欲求に見舞われる時が有ります。
作りたいものが何かある訳でもなく、
ただ手を動かしたい、
そんな時にはよく雑巾を縫いました。
洗い古されたタオルや、布巾などを縫い合わせるだけですが、
チクチクと針を運び、糸を引いては結んだりしていると心が落ち着くのです。
そうしていると、気がついた事が有ります。
雑巾をミシンで縫ったのと、
手で縫ったのを、
柔らかさが全然違うのです。
皆さんご存知でしたか?
現代ではたぶん雑巾を手縫いしている人って少ないんじゃないかしら?
手縫いして見ないとこの違いは分かりませんよ。
手で縫った雑巾は柔らかくてとてもやさしい手触りです。
掃除をするのにも気持ちが好いわ。
その代わりミシンで縫った方は丈夫です。
どちらもそれぞれ取り柄が有りますから、
私は両方作って置いて使い分けたりしていますよ。
昨日、手縫いしながらその事を思い出し、
手縫いの洋服はどんな着心地でしょう、と想像しました。
ココ・シャネルをあれ程有名にしたのは、
最初の頃の彼女の手縫いのドレスだったと云う話を聞いた事があります。
そんな事を考えていたら、
手縫いの服を着てみたい欲望がむらむらと闇雲に湧いて来ましたわ。
それでネットで色々と手縫いに関する情報を集めたら、なんだかとっても面白そう。
裁縫の基本なんかあらためて読んでみると勉強になりますね。
だけど、
手縫いとミシン、洋服を作るならどちらが良いですか?
と云う質問には殆どの人がミシンと応えていてビックリです。
ふーむ、そうなんだ。
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