私の愛猫、ラクシュミの姿が見えません。昨日、一昨日と何度か姿が見えなくなって心配しましたがそのたびに何処かでうずくまって居るのを見つけ家の中に連れ戻して来ました。
昨日ドクターに見てもらった結果は最悪のもので、もう無理かもということでした。
それでも点滴をした後は頭をもたげ少し元気が戻ってきたようにも見えたので、
昨日の晩は久しぶりに一緒の布団で横になりました。
ラクチャンは布団に入る時いつもニャン、と一声出すので右腕で軽く布団を上げてやると頭から入って来て中で方向転換。
横に下ろした私の腕に両手を並べそこに頭を置いて寝るのがお決まりでした。
こんな事他の猫がやったのを見たことがない、と思われる変わった事を色々やって見せてくれました。
好奇心がいっぱいで興味を持ったらやらずにはいられない、でも面白くなかったら二度とやらないのでした。
昨日の晩は途中で布団を出て隣においた猫ベッドに寝ていたようです。
朝になったトイレにおきた家人がラクチャンの姿が見えないので探すと外の猫用の水場の前でうずくまって居るのを見つけてくれました。
猫ベッドには大量のオシッコがしてありました。
点滴をしたので体が反応したのでしょう。
ラクチャンの病気は急性腎炎です。
私達が旅から帰った時にはもうオシッコが殆ど出なくなっていたのです。
実は旅の前、
ラクチャンのオシッコの回数が多いのと水をよく飲む事などでドクターに相談していました。
血液検査もして腎臓が、悪いことも分かつて居たのです。
旅に出るその日まで普通に元気だったのでまさかその四、五日てここまで悪化するとは思っても居ませんでした。
ラクチャンは今朝私の膝の上で暫くの時間を過したあと自分から猫ドアをくぐってヨロヨロと外の水場まで行きました。
水を飲みたいのに飲めないのです。
私達が少し離れた場所で作業をして戻るとそこにもうラクチャンの姿は在りませんでした。
水場にうずくまる姿を見たのが最後です。
もうそろそろ日が暮れようというのにラクチャンは帰って来ません。
私にバイバイも言わせずに行ってしまったラクチャン。
今、家人が家の周りを探しています。
多分無理でしょう。
彼女は覚悟を決めたのです。
やると決めたら何が何でもやるのがラクチャン。
明日は午後から冷たい雨が降る予報です。
どうか神様雨が降る前にはラクチャンを
天国に召し上げて下さいますように、
さっきから思い出が走馬灯のように蘇り
涙があとをたちません☆
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