またしても事前の多くの予想に反して、保守党が330から318に議席を減らし過半数(326)を失った。
背景には投票率とりわけ若者の投票率の大幅上昇があったようだ。
投票率は前回(2015年)の66.2%から68.7%に2.5%上昇(テレグラフ)。
とくに労働党支持が多い18-24歳の投票率は44%から72%に大幅上昇したとされている(BBC)。
ところでイギリスの大学の授業料は公私立ともかつては年2-30万円程度だったが、近年は120万円を超える水準にまで急高騰している(EU圏外からの学生の授業料は別建て)。
労働党は大学授業料の無料化などを公約に掲げ若者の支持を大きく集めている。
関連記事