先日のウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)に勤務評価は逆効果?という記事が出ていて興味深かった。
WSJは「ギャップやアドビシステムズ、マイクロソフトといった企業では、社員同士の連携を妨げたり社員の不安を煽ったりしているとの判断から、成績評価は廃止された」と述べたうえで、インテルなどでおこなわれている成績評価をめぐる議論を詳しく紹介している。日本でも行き過ぎた成果主義の弊害が明らかになり、その見直しが進んだが、議論の内容はそれと似ている。ただデータで根拠をしっかりしめしながら議論されているのがアメリカらしいところで、これについては日本企業も見習う点がありそうだ。