藤森照幸的「心」(最年少被爆者、アスベスト被害者石州街道わび住い)

アスベスト被害者の日々を記録。石綿健康管理手帳の取得協力の為のブログ。

氏より育ち

2018-12-14 08:23:52 | しごとの思い出

 子供の頃よく聞いた言葉に、「氏より育ち」 と言うのが有る。 なぜよく聞いたかは定かでない。 しかしながらこの処実感している。 と言っても、人間の事では無い。 南国生まれのパイナップルと、蘭のシンビジュームの事である。 パイナップルの栽培に、挑戦を始めたのはこの夏の事だった。 葉付のパイナップルを買ったのが、その始まりである。 どこかのブログで、この葉を育てたら、 「三年目にパイナップルが出来た」 という記事を読んだからであった。 即実行したら、三本のうち一本だけ根付いた。 新鮮な物だけがやはり根付いた様だ。 それが今日では・・・・・・

 こんなに元気に育っている。 部屋の中の日当たりのよい、一等席で大きな顔をしている。 それに比べて、蘭のシンビジュームは、この家に引っ越してきた時、庭に放置されていた。 可哀そうなので、鉢に入れて水をやり育てた結果、花を咲かせた。 ここ数年は私が手掛ける事も無く放置していた。 冬の間も外暮らし。 奥様は、それを鉢から出して南の庭に放置したようだ。 先日それを目にして、・・・・・・。 放置された間に寒さにも耐えてわき目が増えて・・・・。 二芽づつに分割する事 九鉢となった。 元々南方の木の上で暮らしていたこの欄は、気候に対する対応性が有るらしい。 寒さや、干ばつなんのその。 十八の新芽を付けて生きていたのだ。 元々が、ジャングルの木の枝に取りついて、生きてきた蘭である。 直射日光では無くて、間接的に日の入る窓辺に置き、霧吹きで水やりを始めて二週間、急に元気になり始めた。 それがこちらだ・・・・

 シンビジュームの中に、カトレアも一株ある。 これも奥様が、友人からいただいたらしいが、育児放棄されて玄関の土間で固まっていたものだ。 二階の私の部屋に来てからは、生き生きしてきた気がする。 しかし、勝負はこれから。 過保護にすると 「蘭」は花を付けない。 かといって、放置しすぎると痩せ細る。 気難しい植物なのである。 どこかしら奥様に似たところが有るのである。 一段と寒さが増した中、いつの時点で栄養補給をすべきか現在検討中だ。 子育てより気を使うのだ、・・・・しゃべってくれないから。

コメント (3)
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