お盆は過ぎても、熱さが柔らか無い。 ポットの氷水は直ぐに無くなる。 冷蔵庫の製氷能力が追い付かない。 そんな夕べ、缶酎ハイの夕食を済まし、二階の我が部屋に上がって、南西の景色を眺めたら、稜線がはっきりした螺山が目の前に迫ってきた。
こんな姿は久しぶりに眺めた。 薄墨色の山容。 少し、ほんの少し、秋を感じさせる。
お盆は過ぎても、熱さが柔らか無い。 ポットの氷水は直ぐに無くなる。 冷蔵庫の製氷能力が追い付かない。 そんな夕べ、缶酎ハイの夕食を済まし、二階の我が部屋に上がって、南西の景色を眺めたら、稜線がはっきりした螺山が目の前に迫ってきた。
こんな姿は久しぶりに眺めた。 薄墨色の山容。 少し、ほんの少し、秋を感じさせる。
五時、久しぶりに熟睡した。 気温が下がったせいだろう。 むっくりと起き上がり、西空を見た。
一瞬、「ユーホー」? いやいやお月様である。
ぼんやり霞んだ姿が美しい。
幻想的な光景を見せてくれる盆明けの空ではある。 西方浄土も、佐に非ん。
「南無阿弥陀仏」思わず、ご先祖様の冥福を祈った。