正岡子規は
湿気多く汗ばむ日なり秋の蠅
ただでさえ暑苦しいのに、ハエまで飛び交うこの季節。
秋の蠅一つ二つ病人をなやます
子規にとってはかなり鬱陶しい存在だったらしい。そこで、
秋の蠅叩き殺せと命じけり
おそらく、八重と律が命令されたのだろう。しかし・・・、
秋の蠅 殺せども猶 尽きぬかな
八重と律の奮闘(?)の結果、
秋の蠅蠅たたき皆破れたり
そこで子規が一句。
秋の蝿対へばまた来るたたけば死ぬ
そのまんま・・・。
と、読んでいる文章を見つけた。 将に合点がいく。 うるさいと言えば「五月蠅い」だと思っていたが、秋の蝿も五月以上にうるさい。
昼寝のベットにやって来た「蝿」。 しつこさに閉口している。 蝿叩きは無し、ノートを丸めて「パチン」と叩けど、逃げ足の速いこと。 「うーむ、今度こそ・・・・」。 格闘数分後、「勝ったドー」。