モノトーンでのときめき

ときめかなくなって久しいことに気づいた私は、ときめきの探検を始める。

日差しの下での 赤花フラックス

2007-02-04 15:00:33 | その他のハーブ
フラックス(Annual Flax)

5000年前のエジプトでは、ミイラを包む上質の布ー亜麻布が、
フラックスの茎からとった繊維で作られた。
キリストの遺体もこの布で覆われたという
歴史ある古い古いハーブである。

フラックス本来の花の色は、淡いブルー、茎の長さは1メートルにもなる。
だからこの繊維が役に立ったのでしょうね~

赤花フラックスは、1年草で、
休日の散歩の折り返し点にあるハーブ園で苗を買ってきて、
大きめの平べったい鉢の真ん中に4個ぐらい植え込み、
茎の長さが10センチくらいの頃に芽をつめ(摘心)
茎を分岐させた。

秋頃に、真っ赤な花が咲き乱れ、風でそよぐ姿は
たおやかな可憐さでゆれる。
茎のしなりが真っ赤な花をスローモーションで上下し、
幻想的なシーンを赤花フラックスから
育てたお礼としてもらえる。

しかしながら、秋の夕日に映える花の色は、
まるで鮮血の色に近い。
可憐であるが、ドラキュラの遺伝子を持つのではないかという錯覚に陥る。

そういえば、花が咲いてから肥料を与えたが、
この後から、きれいな赤に黒味が入ったようであり注意を要する。

過剰な栄養は生活習慣病など人柄(ヒトガラ)を変えるが、
花柄をも変えたのであろうか?
今年度の課題でもある。

追:
この写真の赤花フラックスは清水公園のハーブ園でいまもゆれている。(借景感謝)
我が家の花は、2鉢作ったが、見事に咲いたけど交通事故で憤死した。
(実際は、バック車庫入れの際にいくつかの鉢を壊した中に入っていた。残念・・・・)

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