モノトーンでのときめき

ときめかなくなって久しいことに気づいた私は、ときめきの探検を始める。

我が家の一品 マグロ茶漬け

2007-02-10 21:30:44 | 男の料理
銀座なかねで感動したマグロ茶漬けを家でも食べてみよう
ということでチャレンジした。

<買い物のメニュー>
マグロを選ぶのが難しい。赤身でいいマグロを手に入れるには
デパートなどの食品売り場に行かなければならない。
これでは、日常品にならないので、スーパーの食品売り場で探した。
冷凍でなくいつでも手に入れやすい生食用のビンチョウマグロ
これが安かったので赤身ではないが決定。
ゴマダレは、いろいろ探したが、ミツカン金のゴマダレにした。
彩りと薬味に万能ネギを1束。
そして、ご飯が重要なので、何を入れようかと迷ったが、
ムギ1パックを購入した。

<下準備>
ご飯の準備からスタートし、白米6合にムギ0.5合を加え、硬めに水を調整。
炊き上がり1時間後を予定し、この間長風呂でじっくり汗を出す。

ご飯が炊き上がってから、小松菜の味噌汁を作る。
(油揚げがあったほうがいいかと思ったが、結果的には、小松菜だけのシンプルなほうが合っていた。)

ビンチョウマグロを5cmくらいでやや厚めに切る。
刺身的な長く薄い切り方はゴマに負けてしまう感じがしたのでこれで正解と思う。
これを、やや広めの小鉢にもる。

万能ネギを1把、5~6㍉できり大きな鉢にとる。

さてこれで、準備は全て整い、味噌汁つくりから15分で終了。

<盛り付け・完成>
ゴマダレをたっぷりと掛け、その上に万能ネギを一つかみかけ、わさびをちょんと乗っけて出来上がり。
中ぐらいのどんぶりにご飯を盛り付け、味噌汁とビンチョウマグロのゴマダレ和えを食べたら、結構いけることがわかった。

<評価>
麦飯のような白米だけでないご飯に合う、一品だけでも十分いけるメニュー完成。
ホームパーティなどみんなと作って・食べて・楽しめる、ヘルシーで、簡単で、しかもコストが安い一品になりそうだ。
ミツカン金のゴマダレは、野菜サラダにかけても使えるしゃぶしゃぶ用のタレだが、酸味に意外性を発見し、銀座なかねの逸品と異なるサラダ感覚のマグロゴマダレ和えであった。
マグロ茶漬けを作っていたことを思い出し、魔法瓶にある熱いお湯をかけて食してみたが、うまいものは何をやってもうまい。のであった。

ゴマダレを替え、たとえば、和風しょうゆ味のゴマダレ、キムチ風のゴマダレなど
3日連続でもいけるのではないかと思う。
世界中がマグロを評価し始めているようであり、値段が高くならないことを切に願いたくなった。

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極めつけの一店一品。マグロ茶漬け 銀座なかね

2007-02-10 14:45:58 | グルメ
高層ビルが林立している汐留のわきで、昭和通と築地に囲まれた地帯は、
時代を乗り越えてきたタイムスリップゾーンでもある。
住所的には銀座8丁目だが、銀座でもなく、築地でもない。
という面白いゾーンでもある。
神田須田町界隈にも似ているが、人気になっていないだけ人通りが少ない。

ここには、竹葉亭本店、吉兆(顧客の紹介がないと予約できません。)などに
混じり、小さいがしっかりした味を提供している店がある。

銀座なかねという店だ。
お勧めは、昼しか提供していない、マグロ茶漬け。

シジミとわかめの赤だし、かぶの漬物、山盛りのご飯、マグロの赤身をゴマダレでくるんだメインのおかず。
そして、熱々のお茶。

これが一式で、着席すると何も言わなくともテーブルにそろう。
昼は、これ一品だけ。これを目当てに行列がすぐ出来るが、待つ価値がある。

最初は、シジミとわかめの赤出汁をすすり、次のマグロを食する口の味慣らしをする。
山盛りご飯にマグロの赤身を乗せ、一口分を口に入れる。
ゴマダレ、ちょっと違うご飯の味。そしてマグロの赤身の味。
最初はピンと来なかったが、また食してみようというこの店の味は、
この一口目にあった。
味覚では普通であり特別ではないが、胃袋が求める味だったことに夕方頃気づく。

ご飯が半分くらいになったところで、残ったマグロとゴマダレを全て、
ご飯の上に乗せ、いよいよ茶漬けにかかる。

熱々のお茶で、マグロが湯通し状態になるが、赤身が残っているレアー状を急いで食する。
濃厚なゴマダレ、これを受け止めるあっさりとしているがゴツゴツした食感のご飯、マグロを湯とともに流し込む。

席についてからわずか10分位であろうか。
完璧な満足に満たされる。

さらに、夏場は、流れる汗がよどんだ体内の悪いものを排出させ
食べることによる健康の満足感という矛盾したことまで感じさせてくれる。

秘密はマグロではなくこれを受け止めるご飯にありそうだ。





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