モノトーンでのときめき

ときめかなくなって久しいことに気づいた私は、ときめきの探検を始める。

究極の親子丼  銀座「比内や」

2007-02-26 13:28:18 | グルメ
「究極の親子丼」「極上の親子丼」どちらにするか迷ってしまう。

地鶏の頂点に立つといわれる「秋田比内鳥」。
しかも17農家でしか飼育されていない比内町産の地鶏。
これを出している店が、「銀座比内や」(GINZA HINAI-YA)

さてさてどうしたモンだろう。



やはりここは、「究極の親子丼」を選択。

確かにうまい。

温かご飯にかかっているのは、冷たい半熟というより生に近いとき卵。
放し飼いで飼われていたため、余分な脂分がない身が引き締まった鶏肉が
とき卵、三つ葉と絡まり、いい匂いを出している。

50年ぶりにうまい鶏肉料理に出会う。
とき卵雑炊といった感じで、木のスプーンでどんぶりの中身をすくって口に放り込む。
固めの甘みがあるご飯が、比内鶏の脂分を受けたコクを受け止めており、
このハーモニーが究極なのだろうか?
懐かしい味に出会ったというところが正直なところ。

小さい頃は、庭で放し飼いにしている鶏の卵、肉を食べていたので、
この味が当たり前になっていた。
ブロイラーのぶよぶよした肉は食べたくない。



鳥はまずいと思い、これまでは積極的にかかわってこなかった。
これなら、比内鳥ならいける。

親子丼で有名な人形町「玉ひで」と比べてどうであろうか?
多少関心が出てきた。
それにしても、「玉ひで」の行列はすごかった。
ここはまだそこまで人気にはなっていないが、ランチ14時までは要注意。
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