え~・・・まず最初に、ゴカイの仲間はお手上げです。
でも、非常に面白い生態が見られるので、毎回、観察が楽しみです。
で、最初の写真、ワイングラスのようなのが、多分、ゴカイの仲間(カンザシゴカイやエラコ?)だと思うのですが・・?
左にプランクトンのようなモノが近づき・・
捕まえたように見え・・・
根元が少し膨らんでいるような・・・微妙です(汗)・・・(そもそも・・ゴカイじゃないかも? えっそれは誤解??)
⇒その後の考察から、ヒドロ虫か、コケムシ類の触手冠の可能性の方が高く感じます。
では、気を取り直して?、スタンダードなゴカイへ・・
頭部裏側
体は牡蠣殻表面の付着物のような中に潜っていて、ユラユラと出てくるところ・・
胴体のアップ
脚部(疣足)は、平たく、泳ぐことも得意そうに感じます。先には鋭い爪のようなモノも・・
スケルトンな体はイイですねぇ・・
上下逆ですが、背中(下側)の棘状の突起が光って神秘的に感じます・・
上から見た背中側です・・
大きさがかなり小さいのもありますが、一般的なヤマトカワゴカイじゃないことは確かです。
識別というよりも、そもそも・・どんな生物? という段階からで、
①千葉県立中央博物館分館 海の博物館の「海の生きもの観察ノート14『ゴカイのなかまを観察しよう』」をじっくりと眺めます。
で、何となく、あたりをつけたら・・・
②東邦大学理学部東京湾生態系研究センター「東京湾の動物たち」から追い込んでいく・・・
(と言っても、種類数が多すぎるので、何となくこの仲間かなぁ・・という程度です)
ちなみに動画です。オトヒメゴカイの仲間でしょうか?
更に、マニアックに、オトヒメゴカイの仲間と思われる疣足の動き
続いて・・・スピオ系です。
有名な外来種「シノブハネエラスピオ」とは違うと思います。
こちらも普段は、牡蠣殻表面の付着物の中に体を隠しています。
動画です。ヒガタスピオでしょうか?
ゴカイ系は、知らないことだらけで・・全くまとめになっていませんが、もっともっと掘り下げていきたいと思います。
(本日登場したゴカイたちは最大で2cm程です)
以上、本日もご覧いただきありがとうございました。