ヨウジウオ
サワラ
例によって、謎のウミウシについて、闇の中をさまよっているのですが・・・
今年2月に受けたチリモン講座の先生が、実はウミウシにも詳しい方だということがわかってきましたので、その柏尾 翔 先生の紹介です。
きしわだ自然資料館 主任学芸員 柏尾 翔(かしお しょう)先生
こちらの紹介記事をご覧ください。
私が受けた、チリモン講座の様子がこちらのPDF二枚目に紹介されています(私も微妙に写ってます・・笑)
この講座は、子供たちに大人気で、常連の小学生から、魚の知識は微妙な園児や付き添いの大人等、参加姿勢にも幅がある実に難しいものに感じましたが・・・この先生は素晴らしかったです!!
いつもMCをしている方の緊張感が伝わってくるほどの微妙な雰囲気の中、さっさとマイクを渡された柏尾先生でしたが、
子供たちが話を自然と聞きたくなるリズムの優しい話し方で、チリモンから、カタクチイワシについて、スライドや手づくり模型で、見てわかる違いを分かりやすく説明して、参加者の心を引き込んでいました。
特にカタクチイワシの生態は、卵は楕円形・1日で孵化、最初は目・口・鰭も無い仔魚・・等を自作模型で楽しく解説していました。
(持って生まれたものではなく、相当な経験と試行錯誤を繰り返した末に得られた能力だと感じました)
「では、やってみましょう!! 分からないのは聞いて下さい」となって・・
アシスタントの方では分からず、柏尾先生から直接教えてもらえたのが、このサワラでした。
名前だけでなく、「ここが・・こうだから、こうなっているのは〇〇で、こんなことやあんなことも・・等々」次から次に生き物に対しての的確な言葉が溢れてくるのです。
子供たちが目を輝かせて聞く姿は、感動モノでした。
更に凄いと思ったのは、分からない時には余計な解説をせず、スパッと「分からない」と答えるのです。
分からない時の言い訳は長くて、分かる時は名前だけという方では、子供たちをここまで引き込むことはできません。
見えているモノについて正しい情報を伝えられることの大切さを教えられました。
わざわざ岸和田から柏尾先生を呼ぶ意味を感じる素晴らしい講座でした。
タイ
ショウジンガニのメガロパ
で・・ネット検索を進めていったところ、大阪湾のウミウシ研究や、愛知県外来種報告でのウミウシでも柏尾先生のレポートが出てくるのでした。
(残念ながら内容は見れていないのですが・・大阪湾のトリンケシア・ペルカの報告もあったような気が・・)
この柏尾先生に聞くなら、もう少し踏み込んで情報をまとめないと失礼だよなぁ・・と手をこまねいている次第です。
以上、本日もご覧いただきありがとうございました。
柏尾さん いっぱいウミウシ情報お持ちですよ。私のウミウシの師匠です。
もちろんペルカも!!私もとある場所で卵塊、生体ともに観察済です。
その節は一筋の光が差し込むようなアドバイスをありがとうございました。
そして更に・・・柏尾先生はお師匠様なのですか!!
しかも一緒に調査ですか!!!
羨ましすぎます。。
是非是非、これからもご教授をお願いします!!