本日は、潮だまりのホンヤドカリから・・
貝殻のチェックか・・避けずに、上に載ってから離れていく。。
ほぼ・・密生。
褐色の海藻は、かなり齧られている。(ヤドカリの他は何に齧られているのか不明・・とにかく海藻が少ない)
少し伸びているところの拡大・・ホンダワラ系のイソモクやエンドウモク(学名の一部にOkamura et Yamada)に近い仲間?
・・海藻の種類は難しすぎて、まったく絞り込めない。。
カイノリとか・・スギノリあたりに似ているような、全然違うような・・・
来年以降・・観察会で教えてもらえる機会があったら、ちゃんと写真を撮って、名前を控えよう・・
さて・・こうして、写真を整理してみて、現場で感じた「海の生物が少ない」との違和感が実感になってきた。
砂浜等の貝ラインと言われる漂着物溜りにも貝殻が非常に少なく・・
潮間帯の下部にも海藻類が非常に少ない。イトマキヒトデやナマコは皆無。ムラサキウニが少しいただけ。
イソギンチャクも殆ど見かけず、キレイな海の指標生物とされるクロフジツボも無。
港湾内の岸壁にもイガイ類が見当たらず、エサ取りの小魚も見えず、イワシやサッパを誰も釣っていない。
牡蠣やアコヤ貝養殖によるエサプランクトン不足か・・??
「真珠養殖と生物環境」(社)日本真珠振興会 参与 赤松 蔚(しげる)Ocean Newsletter第86号(2004.03.05 発行)
「漁場の生産能力を的確に把握して過密養殖にならないようにし、餌不足や酸素不足、硫化水素の発生などによる漁場悪化を防ぐなど、徹底した漁場管理・・」と述べられている。
有明海では、ノリ養殖に使用される酸処理剤の影響から貝類が減少したのが水質悪化を加速させたと、「沈黙の海・有明海 その不都合な真実」に記されていたけど、ここでは、カキやアコヤ貝の過密養殖が生態系を壊しているのか・・???
伊勢湾環境データベース(国土交通省中部地方整備局)
ヤヤコシイ話はさておき・・
小さなヤドカリたちが入る貝は様々でした。 これはカノコガイの仲間でしょうか?
ムギガイのような・・??
アラムシロガイ?
最後に、
一番大きかったケアシホンヤドカリ・・と、
全く関係ない・・本日、もらったお菓子。。
まだまだ・・拾った貝殻や石編、釣り人の釣果編等々があるのですが・・・
今週末は新たなチャレンジ2連戦(樹木の観察ツアーと、電子顕微鏡実体験デビュー)なので・・
ブログ更新は、ボチボチと頑張ます。
以上、本日もご覧いただき、ありがとうございました。
PS.竜飛のノスリ大飛来も気になる・・このあたりは日~月曜日か?(どちらも行けないなぁ~)