シャッタースピードの選択不能なマイクロスコープでは、曼脚がボケてますが・・・0.3mm程のフジツボです。
先週、ポツンと干潟で捕まえた小ボラを入れていたバケツの水の中におりました。
バケツに付着していた訳でも無く、ごみ・藻・植物プランクトンの死骸・・?何だかモヤモヤとした中でこれ1つだけが横向きで動いておりました。
何とか上向きに止められて観察出来て、フジツボと判明しました。
で・・・またしても???がいっぱいです。
フジツボの種類が分からないので、ただの憶測ですが・・・
①ノープリウスから、このフジツボ型になる時には、付着するのが普通ではないでしょうか?
(なぜ、ごみの中を漂っていたのでしょうか?)
(付着していない姿に違和感がなく、フジツボ型になってからもある程度の期間は浮遊してから正式に固着するタイプとか・・?)
②この海水、8日前に海面からバケツで汲んだだけなのに、その中にキプリスがいた?
あるいはノープリウスがこのバケツの中でキプリス⇒フジツボ型に変態した?
③ほんの500ccほどの海水にでもいないとは言えないモノの、寄生性カイアシのように小ボラに付いていたのでは?
あるいは、食べられたものの、吐き出されたり、消化されずに復活したとか?
それにしても・・こんなにも小さなフジツボは初めてでした。これも、継続課題ですね・・
シフォノストム目カリグス科と思われるものの、干物ではない死体もありました。
干物では尾が縮んでいましたが、この写真なら、カイアシらしく見えます。
尾の拡大に・・
頭側です・・・
以上、8日放置していたバケツの海水の中からでした。
本日もご覧いただきありがとうございました。