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2011新宿ミネラルフェア

 今年は大震災の影響で特別展もなく、大型展示や折り紙もなくて残念でしたが、会場はかなり盛況でした。

 化石関係は少ないですが、イタリアのZoic srl(旧 Stone age)が2つブースをとっていて、一方には偽歯鳥類やモササウルス類などの大型のレプリカがありました。そこにあったコンプソグナトゥスのレプリカは、2006年に再記載されたものですね。スキピオニクスもありました。



 隣のブースにバッキアさんがいて小型の化石を並べていました。これはと思ったのが、カルカロドントサウルスの頸椎で、お手頃価格だったのですが残念ながら売約済みでした。後ろから見ると椎体の関節面の横幅が広く、そらまめ型(腎臓型)なのがわかります。他にはガリミムスの胴椎(分離した肋骨付き)もありました。


 今回、一番の収穫は、アリオラムスの歯(右の上顎歯)です。やはりタルボに比べると細長く薄い感じで、ゴルゴなどに近い印象です。


 もう一つ買ったのはスピノサウルスの尾椎で、バッキアさんが図を描いて説明してくれたところによると、後端1/5くらいの尾椎だそうです。スピノサウルスでは後方へいくにつれて尾椎の長さが短くなるそうです。


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