家内の持っていた古い未現像のネガフィルムを、私が所有していた、エプソンのスキャナーの、ネガプリント再現機能を使って、画像を再現してみたら、30年近く前に二人で出かけた、奈良県吉野山の桜祭りの様子を写した画像が、再現され出てきた。当時、私は、ニコンのF70という、フィルム一眼を使用しており、それを持って、よく二人で、いろいろな場所に出かけていては、写真を撮っていた。吉野山の桜まつりは、毎年3月下旬から、4月下旬頃に、吉野山全体で実施されるのだが、この時は、ちょうど金峯山寺の春の大祭の日であり、珍しい山岳密教の伝統行事の様子を、撮影することができた。金峯山寺参道。本堂に当たる、蔵王堂の姿が、よく見える。金峯山寺の参道は、中千本にある駐車場から、よく見えるのだが、後の3枚は、夕方の帰る頃に撮影したもので、もう薄暗くなりかけている。春の大祭の様子。蔵王堂内部の様子。きれいな稚児衣装の子供たちがたくさん、みんな一心不乱にお経を唱えていた。4月の下旬頃行ったので、桜の満開時期には遅かったようだ。きれいな稚児衣装で出てきた、かわいい女の子がいたので、お母さんの許可を得て、撮影させてもらった。