コロナ禍での、外出自粛要請に応じて、我が家も不要な外出を控えており、ずっと自宅にいるのだが、その退屈さを紛らわせて、自室の押し入れや物入を、整理してみると、思わぬものを見つけてしまうことがある。ここに載せた写真は、そんなときに出てきた、大量の写真とネガの中に見つけた画像を、スキャンしてパソコンに取り込んだものである。
これらの画像は、今はその開催を中止している、ひらかたパークの、1982年の、大菊人形展の様子を写したものである。その時の菊人形展のタイトルは、「忠臣蔵絵巻」であり、これは、この年のNHKの大河ドラマ「峠の群像」を、題材として選ばれたものである。それまでも、1964年の「赤穂浪士」を最初にして、大河ドラマが、題材として、幾度も選ばれていた。「峠の群像」は、堺屋太一の原作であり、忠臣蔵を、現代的な解釈で作品化したものであり、緒方拳(大石内蔵助)松平健(石野七郎次)多岐川裕美(竹島素良)伊丹十三(吉良上野介)郷ひろみ(片岡源五右衛門)宇野重吉(徳川光圀)丹波哲郎(鶴見内蔵助)という、今見れば、信じられないような、豪華俳優陣に交じって、所ジョージ、小泉今日子、三田寛子、小野ヤスシ、さらに、ジャニーズ系アイドルの、野村義男、薬丸裕英、錦織一清の名前も、出演者名にクレジットされている。
水戸光圀登場のシーン?背中に、菊師の法被を着ている菊人形の制作をする職人さんが、まだ作業中です。大石理玖?ドラマでは、丘みつ子さんが演じていた。「すま」の名札が見えるけれど、いったい誰?
ついに捕らえられた吉良上野介。伊丹十三さんそっくり!
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