よくカワセミの写真を撮影しに行く、自宅からクルマで30分たらずのところにある、西宮市の県立甲山森林公園内のミクルマ池では、カワセミばかりでなく、メジロやコゲラといった小鳥たちや、そのほかの小動物を、たくさん目にすることができる自然豊かな場所で、そこで先月の初めごろに目撃した、アオサギと大きなヒキガエルとの、弱肉強食の場面を、ここで載せてみようと思う。ミクルマ池の橋の上から見ていると、このころよく目撃するアオサギが、対岸の浅瀬に来ていた。餌を探しているようで、岸辺の草むらの中に首を突っ込んでいたりしていた。やがて、アオサギは、大きな黒いヒキガエルを草むらの中から引っ張り出し、生きたまま飲み込もうとしているのが、カメラのファインダーを通して見えてきたので、その一部始終を撮影した。アオサギは、ヒキガエルを飲み込むのにかなり苦戦していたが、約10分ほどの格闘の末に、大きくのどを膨らませながら、ヒキガエルを飲み込むことができた。こんな平和な森林公園の中でも、凄惨な弱肉強食のシーンが、繰り返されているのが、驚きであり、自然の営みのすごさに、改めて思いをはせることができた。
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