ペンギンのひとりごと。

とにかく何事にも好奇心旺盛なペンギンのひとりごと。

吉祥寺にエアギターの達人が。

2007-10-01 14:34:07 | 吉祥寺
世の中にはさまざまな遊びがあり、その遊びそれぞれに達人が存在する。
それぞれの遊びはたったひとりの個人で行われるものもあれば、世界へと拡大していくものもある。
エアギターとはそんな遊びの一つである・・・。

〈エアギター〉
簡単に言ってしまえば、ギターの弾きまね。パントマイム。
空想のギターを奏で、音楽とシンクロさせて、チョーキングではイタい顔を、ギターソロでは、激しいライトハンド奏法やタッピングを行う。
また、ギターをケースから取り出す、弾きながら酒を飲む、ピックをファンに投げつけるなどの演奏以外のマネのリアリティの追求も日々研究されている。
すべては、ロック愛から成される奇跡とでもいうべきだろう。
エアギタリストへの「バカ」、「エアネス?」は最上級の誉め言葉である。
さらに、エアベース、エアドラム、エアキーボードなどすべてのバンドのパートをエアでカバーするエアバンドも存在する。
1996年から世界大会も開催され、2004年には日本から金剛地武志がテレビ番組の企画で参戦。
世界4位を記録する。(ハテナダイヤリーより)

先日、吉祥寺のいつものソウルバーRに出かけた。
10数年前から何も変わらぬまったりとした店で、なんの緊張もせずダラダラと酒を飲んでいた。
BGMはもちろん、古き良き時代のソウルミュージック。
マスターは相変わらずマイペースで、飲んべえ達と軽いジョークのやりとりを楽しんでいた。
BGMがふとアップテンポになったと同時に、マスターお得意のエアギターが始まった。
まるでそこにギターが存在するかのような右手のカッティング。
さびの部分ではやや渋めの表情を作りながら、きちんとしたチョーキングも披露。
サックスを吹いたかと思えば、ドラムも叩いてしまう。
しかもそれらは軽いステップとともに行われているのだ。
おお!ひとりエアバンドだあ。

夜は静かに更けて行った。





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