気になる写真!

このブログはその時々の好奇心で、気になった被写体を切り取り、・・・チョットだけ考えてみようと

ルネッサンス時代のローマ

2019-12-21 | 旅行記

永遠の都 ローマ、

・・・1500年頃の人口は約5.5万人、フィレンツエが7万人、ミラノ、ヴェネツィア、パリが10万人、ナポリが15万人。

この当時ローマは、イヤ、ローマ教皇はユダヤ人も驚くビジネスを開拓していました。

西暦1300年、当時の教皇がこの年を最初の聖年と定めたそうです。

この先、聖年行事を100年ごとに行うことも決めました。

聖年とは、この期間にローマに巡礼すると、教皇から特別な赦しを与えられる特別な期間とされた。

その後、それぞれの教皇が間隔を、50年や33年などに変更し、現在は・・・25年間隔が多いようです。

この聖年を実施したことにより、教皇庁やローマはヨーロッパ各地から多くの巡礼者が訪れ財政的に潤いました。

次々に押し寄せる旅行者に、ローマの街はにわか食堂や民宿が乱立したことでしょう。

7泊8日の安全な旅行という時代でもなかったでしょうが、十字軍や巡礼が続いたことで徐々に旅行者が増え、

各地都市情報も飛びかうようになってきます。

・・・そこで教皇は、はるばるやってくる信者に、ローマの街と教会を魅力ある観光資産にしようと考えます。

聖書や預言者の神話を、絵画や彫刻で偶像化して、・・・教皇の霊廟も立派なものを造り・・・教会の改築に走り出します。

歴代の教皇や枢機卿は優秀な知恵のある人物が多く、各地から建築家・芸術家がローマに呼ばれます。

・・・しかし、ミケランジェロは、「ピエタ」制作後、サヴォナローラ亡き後の1501年5月フィレンツエに戻っています。

1501年8月に花の大聖堂に飾る巨人像を造る契約をし、・・・1504年に完成したのが巨大な「ダビデ像」

壁面で、高い場所に設置の予定だったのでしょう、正面下からの視線を重視しているようです。

前任者から引き継いだ大理石の材質が緻密でなく、風雨での劣化を避けるために屋内に設置と一旦まとまったが、

・・・設置場所については色んな説がありますが、大聖堂ではなく、・・・

・・・屋外のこの広場に置かれた。(現在置かれているのは、レプリカ)

1505年、ミケランジェロはヴェッキオ宮殿の壁画(カッシナの戦い)制作中に、ローマ教皇ユリウス2世に呼ばれ、再びローマに行くことになります。

ローマで教皇から言いつけられたのが、教皇の霊廟制作で、・・・ミケランジェロは、ブラマンテなどから嫉妬されたようです。

当初の霊廟の構想、40体の彫像計画は紆余曲折、・・・1545年に規模を縮小して完成。

・・・気が付くのが遅れましたが、聖ドミニコ信徒会修練3期目の方からコメントを頂いておりました。

ありがとうございました。

聖ドミニコ会というと・・・、修道院・食堂・・・最後の晩餐 ミラノの

この食堂の壁画が、思い出されました。

・・・「シエナの聖カタリナは、一般信徒として、聖ドミニコの霊性・生き方に倣って、通常の営みの中で、

祈りながら社会生活ならびに信仰生活を送る会です。」以下略・・・。

確か、両親は反対されたが断食・禁欲など厳しい修行をされ、キリストとの幻視体験をされたようです。

このような幻視体験は、他にも有名な話しが数多く伝えられています。

・・ヴィットーリアーのコロナール礼拝堂内、聖女テレサのエクスタシー、この作品はベルナールの有名な作品。

また、福者となったルドヴィーカ・アルベルト―ニ(1533年没)の像も下町の教会にあります。

この作品もベルニーニ晩年の作品で、今回のローマ訪問でぜひ訪れたいと・・・後程、(未整理のため)。

・・・終生を弱者に奉仕する・・・そのような崇高な目的は、なかなか思いつきません、・・・ウーン。

弱者がいれば、強者がいる、・・・強者とは何?・・・動かせるマネーの量の大小が、判断基準とするならば、

結果、それを富とするならば、・・・世界の富の1/3をユダヤ人の一部が吸い上げています。

しかし、幸福を尺度にすれば、マネーの量に一喜一憂する人生を味わうことなく、過ごすのが一番です。

ユダヤ人は、頭脳・知恵の使い方が優秀で、(長く悲惨が続いた時代にも)マネーは大切と教育を受けているようです。

一方、大航海時代以降、全世界に布教したキリスト教は、領土拡大と信者拡大で・・・信者は多民族となり、弱者も多い。

ヤハウェ(神)が選んだとされるユダヤ人、少し遅れてユダヤ教イエス派から人種を問わず布教されたキリスト教、中世に誕生したイスラム教。

ヨーロッパは、キリスト教を学ばないと理解ができない・・・そこで気が付いたのは、・・・宗教の力でした。

宗教戦争の時代と言われています。

私は、世界に影響力のある上記三大宗教が(一神教で)他宗教を邪教と敵対視されないことを切に望みます。

カトリック総本山、クリスマスの風景です。

そして、純真な素敵な方でしょう、聖ドミニコ信徒会の方、・・・マザー・テレサさんのように、・・・期待します

判断を神にゆだねることなく、悩み苦しみ自分で考え、周囲に相談し、自分で判断しましょう。

無理な断食など、現代では無いでしょうね。

・・・勉強不足で、神の世界がどのようなものか、想像力が不足しています。

多分頭が、ユダヤ教の原罪を否定しているので、脳が受け付けないのでしょうと楽天的に思っています。

悪しからず。

Merry Christmas

 

 

 

 

 

 

 

 

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