東名の渋滞予測を参考に、連休初日関西方面に出かけた。
近くの首都高入口AM5:00で、御殿場の先富士川を頭に既に30Kmの渋滞表示だ。
30分で東京IC、マァ御殿場までは順調、鈴鹿で昼食の約束だが、
・・・渋滞予測は見事に外れて、静岡県内断続的に大渋滞、
吉田10:00、
浜名湖で既に12:00、
豊田から伊勢湾岸自動車道、
やっと走れる
PM3:00、みえ川越ICを出る。
鈴鹿で遅い食事をし、シャープ亀山工場に向かう。
PM5:00
紛らわしい不思議な道路で奈良県に向かう。
大幅に遅れたので、奈良県内は素通りし、神戸に向かう。
不思議な道路
これは途中に急なカーブが多く、国が有料道路を諦めて、無料の国道25号線として開放しているのだが、入口も走行案内の看板も有料道路のままだ、もちろん出入り口は限られている。息子に教えてもらったおかげで天理ICまで約1時間だ。
この高速道路には、助かった。道路は空いていた。
鈴鹿から、新名神・名神高速経由では、京都、大阪でどのくらい渋滞するか不安だった。
大和の尾根に夕日が沈む。
天理ICから、西名阪自動車道、阪神14号、環状線、阪神16号、阪神3号線、魚崎で降りる。
6km位で六甲山、六甲ケーブル下駅に到着。時間はPM7:30
このケーブルカーの終点、六甲山上駅は、標高737.5m、夜景の一般的なスポットだ。
足元の山麓が広いので夜景が遠くに感じられる
ここには寄らずに、さらに150m高いところ、目指すは、六甲ガーデンテラス!
Lightscape in Rokko Spring Version
4/29~5/15 総檜葺きの六甲枝垂れ、LED照明を檜のフレームの内側から照らす
光のアート
この六甲枝垂れから、六甲有馬ロープウェーの六甲山頂駅がすぐ近くだ。
そして、眼下に神戸の夜景が見える。
もう少し、夜景が見易いところに移動しよう。
ここが、六甲山、標高880mからの神戸1000万ドルの夜景だ!
100万ドルの夜景は、相当昔に聞いた。熱海、函館、長崎・・・
500万ドル夜景の時は、あった? いつ1000万ドルに格上げされたのでしょうか。
根拠は?
そもそも、1953年電力会社の副社長が、六甲山山頂から神戸を見下ろしたとき電燈の数が496万個、電気代が約4億2900万円、当時1$:360円時代だから約120万ドル、キリのいい100万ドルの夜景にしたとか。
では、「夜景は本当に1000万ドルなのか計算しよう作戦」を、2005年に六甲摩耶鉄道が実施したそうです。
六甲山ガーデンテラス(この場所)から、眺望範囲の28市町村は国勢調査の結果から約350万世帯となり、1日当たり電気使用量は、電気代を220円/日として7億7000万円 、1$:110円時代で、ドルにすると700万ドル、これに電力会社が試算したオフイスの電気代が約300万ドルを加えて、1000万ドル超という算出結果が導き出された。
これを基に、六甲摩耶鉄道が「1000万ドルの夜景」とPRしているそうです。現在は、沖合に神戸空港も開業していて更に明るいでしょう・・・
しかし、戦後の10倍ですか?、50年で10倍?おかしいでしょう・・・調べてみました。
単位面積当たりの光束(ルーメン)の比較ではなく、キャッチフレーズの根拠の比較ですが1953年電気代が約4億2900万円、・・・? これは、一ヶ月でしょう。
一日当たり1430万円、約4万ドルの夜景・・・同じ計算で比較すると現在は250倍でした。
1000万ドルの夜景?
時代は省エネ、光の消費量を金額に変換し競う時代でもないので、新たなキャッチフレーズが必要でしょう。
さて、神戸の夜景スポットはどこが最高か?
ここから、西に移動し六甲山牧場から3㎞、六甲山系摩耶山天上寺前の市営駐車場に車を停めて、10分歩こう。
摩耶山掬星台(マヤサンキクセイダイ)が最終目的地だ。
標高約700m、満天の星空があまりにも美しく、「手を伸ばせば星が掬(すく)えるようだ」掬星台の由来、ここは、眼下にすぐ神戸市街地が広がり、ここからの夜景は日本三大夜景に数えられているそうです。
まやケーブル:「まやケーブル駅」→「虹の駅」乗換え→まやロープウェー:「星の駅」下車で来る方法もあるらしい。
神戸中心部の夜景
明日は姫路・倉敷・瀬戸大橋とドライブだ!