気になる写真!

このブログはその時々の好奇心で、気になった被写体を切り取り、・・・チョットだけ考えてみようと

中千本から下千本へ

2012-04-27 | 旅行記

・・・神々が宿る聖なる山・・・と平安の昔から信仰されてきた吉野の山、

雨上がりの吉野・・・霧が立ちこめる世界、雨の多いこの地ではよくある光景

吉野杉の濃い緑とこの季節の・・・待ちに待った淡いパステルカラーは、癒しの空間、ひんやりした空気に触れ思いきりリフレッシュ・・・

サァ、目の前にこんな風景が

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手前の桜は、花と葉が同時に咲き、赤茶色の葉が特徴のヤマザクラ。

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これは、シロヤマザクラ?、白ではない?

表示がされてないので定かではないが・・・

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これは、ヤマザクラ

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午後1時頃、雨は上がったが、アスファルトの道路以外はこのような光景・・・残念、

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それでも遠来の客の笑顔が見られると、こちらもなぜかホッとする。

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中千本に下る道、人通りが多くなってきた。

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中千本のシャトルバス乗降場近くの反対側の丘(峰)に登る、枝垂れ桜が多い。

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この丘の先端から、やっと待ち望んでいた風景に巡り合えた。(案内板は合成ですよ)

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向こうの尾根裾に見えるのは如意輪寺と思われる。

雨上がりの尾根の遊歩道は、足元が悪く注意が必要

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この付近がこの吉野の中心地でしょうか、

御土産屋、食事処、宿屋が並んでいる。

柿の葉鮨、葛加工品、漬物・・・名産品

中央の建物「櫻花壇」に天皇陛下御泊所の石碑が建っていた。

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道の左側に崖(谷)があり、ぎりぎりに建物を建ててあるので、反対側の斜面が一望できる。

こんな絶景が・・・太閤秀吉もこの付近で花見をしたのでしょう。

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中千本から、参道を金峯山寺 蔵王堂へ向かう

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蔵王堂 に到着。

有名な仁王門は、黒門から参道を登る・・・この反対側になる。

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桜の木が神木となった吉野山、そして蔵王堂

この本堂は安土桃山時代に再建され(国宝)、高さは約34m、檜皮葺

秘仏金剛蔵王大権現が開帳されていた。(6月7日まで)

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世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一つとして登録されている。

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こちらが仁王門、そしてこの左側に、日本三大鳥居の一つがある

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写真写りが悪いが、銅(カネ)の鳥居といわれ、1455年建立、柱回り約3m、高さ約8m

他の二つは、石の鳥居が大阪四天王寺、朱塗りの鳥居が安芸の宮島。

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この鳥居横・・・、参道横の店の屋根に、こんな看板が・・・法衣法具一式?

この鳥居がスタート地点、・・・第一の鳥居

そして、第二、三、四と鳥居が待つ・・・この地は熊野三山に向かう修験道大峯奥駈道が始まる所のようです。

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更に参道を下ると、黒門が

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この付近から下千本、ここは桜満開、遠くに吉野山ロープウェイ千本口駅が見えてきた。

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かわいいケーブルカー

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下千本、天候も晴れ・・・青空に全山桜色、そしてワンポイントの緑

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休憩所から、下り斜面に続く七曲りの道路方面を(この細道は近道)

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この下千本一帯は、七曲りの坂道が通っているのでのんびり散策ができます。

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健脚の方は、狭い道幅ですがショートカットの近道もあります。

七曲りを下らないでそのまま進むと(100~200m)広い駐車場が見えてくる。

シャトルバスの下千本乗降場、その少し先にまた広い駐車場

こちらは観光バスが数十台以上・・・・団体客が次から次へ・・・

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午後3時を過ぎた、

シャトルバスで駐車場に戻り・・・長谷寺には、寄らないと・・・

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神々が宿る山 吉野

2012-04-23 | 旅行記

三重県亀山市、霧雨だがもうすぐ上がりそう。

名阪国道25号、高速道路で伊賀を通り奈良県 針ICで降りる。

少し小雨になってきた。宇陀市から又兵衛桜横を通るころは傘が必要な感じ。

AM10:00吉野川が見えてきた。週末は交通規制で上市橋を渡ると臨時駐車場に誘導される。

東京ナンバーは無料?とアルバイトの係員に聞いてみたが、協力金1,500円お願いしますと言われた。

外は霧雨、少し肌寒い。ここから無料のシャトルバスで、2か所に行ける。

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中千本行きが出る所、(もう1っカ所は、下千本行)これに飛び乗る。

狭い街並みを抜け、近鉄吉野線、終点吉野駅の横を通り、吉野山ロープウェイ千本口駅近くから林道に入る。

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吉野は林業の町、吉野杉が有名で枝打ちされた細い杉が見えてくる。

走るにつれ立派な山林が続くが、素人目に密集しているように思える。間伐する人手が足りないのか細い杉が気になる。

20分位走ると中千本地区に入り、道路の路肩を歩く観光客が増えてきた。

トンネルを抜けシャトルバスの終点に到着。

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AN10:30過ぎ、霧雨・少し濡れそう・・・傘が必要だ。広場の奥にある女性トイレに行列。

このトイレと隣の善福寺の間にある階段を登ると、上の道に出る。

ケーブルバス乗り場:奥千本口行きのバス停がある。・・・広場にある案内図

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道路側にも案内板があった。こちらの方が解りやすい。

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この中千本付近はちらほら開花状態かと思っていたが、もうすぐ満開になりそう。

・・・霧雨でも観光客は多い・・・上千本に向かって道路を登ろう。

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坂道を登ると土産屋が並んでいる。

この先を左に折れ、花矢倉を目指そう。

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この先左側は、斜面のようだ

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向こう側の尾根がぼんやり見えた。

朝もやが掛かった、パステルカラーの風景が飛び込んできた。

・・・布引の桜と呼ばれる一帯だろうか?

・・・花矢倉付近から見下ろすのが楽しみになってきた。・・・

吉野山全体では、200種類3万本とも言われるほどの桜が植林されているそうで、桜には寿命があり、毎年新しい苗木が植えられている。

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こちらは道の右側、深い谷の斜面にパステルピンクのグラデーション

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桜はご神木として保護されている吉野山

霧が晴れると素晴らしい風景に出合える

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この付近一帯から上千本地区、桜は山桜が多いように感じる。まだ少し開花には早そうだ。

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アップの写真を

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気温が上がったら一気に咲きそうな雰囲気

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さぁ、目標の花矢倉展望台入口が見えてきた。

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ここが展望台、・・・足元が泥だらけ・・・注意しないと

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この一等席は有料、1時間:500円/1人。しかし、しいたけ飯の食事をすれば1時間まで無料

・・・但し、残念ながら視界0、ここの・・・布引の桜といわれる絶景・・・は霧の中

時間はAM11:30、食事休憩にしよう、熱いお茶でも頂いて

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しいたけめしを頼んで屋根のある座敷に上がろう。

地元のタクシードライバーの方が、霧が晴れたらこのような絶景が見られると写真を見せてくれた。

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女流カメラマン織作さんが下のホテルに宿泊し、5日間通われて撮影された作品とのこと。

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中央に向かって中千本、中央から右下に下千本

中央その先に、金峰山寺 蔵王堂、この山の象徴が・・・

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さて12時半、風が吹かないと霧は晴れそうにない。

これたらいつも絶景・・・も悪くはないが、植物も生きもので、自然界も生きもの、だから楽しい。

・・・2012年の4月14日昼、花矢倉 霧・・・これもまた良し

上千本と奥千本、桜の季節にまた立ち寄ろう・・・

ここから下り坂、中千本の尾根沿いを通り、下千本、そして金峰山寺(きんぷせんじ) 蔵王堂に参拝し

・・・最近JR東海が「うましうるわし奈良」金峯山寺のCMを始めましたね。

日が延びた、長谷寺にも寄って行こう。・・・

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吉野の桜

2012-04-20 | 旅行記

東京は桜も散り、八重桜のシーズン。

吉野の全山、霞がかった桜色が見てみたい。吉野も今年は遅れて、まだ少し早そうかな・・・下千本が満開の様子。

4/13金曜日、AM9時天気も良いし絶好のドライブ日和。

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ここは足柄SA、・・・もうすぐ御殿場ICの先で、明日PM3時に東名高速から新東名高速が分岐し開通する。

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調整中・試験中の表示がされている。

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左車線から分岐し、右側の山側へ・・・帰りは新東名(第二東名)を走ろう。

渋滞も無いし、・・・この先寄り道をして、身延山 久遠寺の枝垂れ桜に行くには、微妙な時間になってしまった。

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またの機会にして日本平PAへ、・・・残念薄曇りになってきた。

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11時半だがこのPAで早い昼食にしよう。

さて、これからどうするか・・・450年前、駿府から三河へ侵攻した大軍があった。

軍勢は25,000人とも40,000人とも伝えられている。

そして、襲撃された・・・そんな古戦場を探してみよう・・・

豊明ICから1号線を中京競馬場前に向かう、右側遠くに沓掛城があったようだ。

・・・名鉄名古屋本線のガードを抜け一つ目の信号を左に折れ、細い道を進むと道の左側に通り過ぎてしまうような小さな公園があった。

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桶狭間古戦場跡、・・・駐車場は無い。路肩に止める。

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この公園と付近に点在する数多くの石碑の案内図が掲示されていた。

・・・この付近で、1560年(永禄3年)5月19日、今川義元が戦死したと伝えられている。

戦死から211年後の江戸時代に七石表が建てられたとあります。

また道の反対側には大きな寺院、高徳院があった。

高徳院境内には「今川義元 本陣跡の碑」、「仏式 今川義元の墓」、「古戦場資料館」があるそうです。

通りかかったミニパトの若い警官に、最近銅像が建てられた「桶狭間古戦場公園」への行き方を聞くが、知らない。

有松と言うと、今来た1号線をもう少し先に行けばあるようだ。

1号線を600m位か、次の信号「大将ヶ根」を左折し細道に入る、前方は小高い丘、坂道を登る。

頂上を左折し名古屋短大の方向に下る、この付近の小高い山が気になる・・・

・・・その昔、この付近の小高い山に織田軍が軍平を寄せたところで、突然の雷雨、織田軍には後からの追い風だったようで、

・・・桶狭間山に陣を据えた今川義元陣には向かい風(楠木の大木が東に倒れたとある)・・・すると織田軍の反対側に桶狭間山か?・・・

数百m位で幕山の信号左折、その先突き当りに公園が見えた。

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「桶狭間古戦場公園」 ここの住所は、名古屋市緑区有松町桶狭間・・・

先程の「桶狭間古戦場跡公園?」は、愛知県豊明市

直線で1km位、ひと山越えた所に、行政区が異なる二つの史跡<古戦場跡>があった。

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この銅像は最近据えられたようです。

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公園も、土地区画整理事業で造られたようです。このような看板もありました。

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義元公首洗いの泉、泉もありましたが割愛、

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この付近一帯が古戦場だったのは間違いないようです。

この近くに長福寺があり、今川軍に酒食を提供したようで、本尊は義元の茶坊主 林阿弥が持参したといわれる阿弥陀如来。

この寺の前に川があり、戦の後に川の流れは血で赤く染まり、鞍も流れてきた。・・・後に「鞍流瀬川」と呼ばれたが、今は埋め立てられています。

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「桶狭間の戦い」 1560年5月19日・・・旧暦です。<当時を新暦にすると、6月12日らしい>

信長の家来:太田牛一が江戸時代に入ってから書き残した「信長公記」などが桶狭間の戦いの資料と重要視されてきた。

戦いの記述は・・・夜明け方に(日の出は4時半頃、清洲城(この地より24㎞位)で)信長は、丸根・鷲津両城へ今川勢が取り掛かったと、おいおい注進あり。

午前8時頃、上知我麻神社(途中で熱田神宮(清洲城から13㎞)に祈願し)で信長に従う者は、六騎と雑兵二百名のみ。

信長軍、丹下砦を経由し、佐久間大学在陣の善照寺砦(清洲城から20㎞)に移動。そこで軍勢を整える。

正午 桶狭間山に陣を据えた今川義元が謡を三番うたった。

中島砦(清洲城から21.5㎞)に移動、この時点で信長軍勢二千人弱となる。さらに、中島から先に軍平を出す。(ここから桶狭間は約2.5㎞)

山際まで軍平を寄せたところで、突然の雷雨のため、戦い中断。

午後2時頃雨が上がり、再開。今川勢、算を乱して退散。

義元の旗本三百が五十に減る。

信長も下馬し、戦う。

味方の死者・負傷者無数。

義元を討ち取る。

日のあるうちに、清洲(桶狭間から24㎞)に凱旋。・・・

・・・・・

信長軍2,000人、今川軍25,000人とも伝えられているが(この両古戦場の案内板)

今川軍は織田軍の砦を攻めている軍(松平元康・のちの徳川家康)等に分散し、本陣は5,000人くらいだったのでしょう。

信長軍の奇襲により、1時間半~2時間で大将の首がはねられ、残りの大軍今川勢は雲散霧消。

桶狭間の戦いの戦死者、今川軍2,500人、織田軍830人・・・

他にも別働隊の織田軍は、丸根・鷲頭で1,000人弱、善照寺・中島で1,700人位の死者が出ているようです。

・・・熱田神宮に参拝しよう・・・

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駐車場は桜が満開

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境内案内図

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信長が桶狭間の戦い戦勝記念として奉納したのが

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信長塀が参道の左右に造営されている。

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日本三大土塀の一つといわれているとあります。

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本宮

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巫女さん

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ここから清洲城に行く前に、信長(1534年生まれ)が誕生し、21歳まで遊んでいた那古野城に行ってみよう。

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ここの二の丸跡に、那古野城があったそうです。

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エー・・・名古屋城のようですか?

確かに江戸時代に建てられた名古屋城です。

桜満開です。

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金の鯱が良く見えない・・・

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天守閣です。

清洲城もあります。

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現在の名古屋城の一角に清洲城が移設されています。この堀の右は名古屋キャッスルホテル。

夕方になってしまった。かつての清洲城跡にはまた改めて訪問することにして、高速で鈴鹿にと急ごう。

少し小雨が落ちてきた。・・・明日は朝までに雨が止んでくれれば良いが・・・

吉野の山、花矢倉からの布引の桜はまだ早いかもしれない・・・雨で人出が減れば人混みは避けられると前向きに解釈して出かけるとしよう。

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やっと春が来た

2012-04-13 | 日記・エッセイ・コラム

今日は突然の夏日、汗ばむ程でした。どうしたのでしょうか・・・忘れていた初夏を思い出す陽気でした。

寒かったこの冬、東北・上越地方の大雪情報が連日続き、ウインタースポーツ熱を冷まされてしまったようです。

何とか冬の季節にSKIを味わっては来ましたが、思ったような自作自演のムービーが撮れず、編集が中途のまま。

昨年は片手撮り、今回はヘッドに固定してみたが、こぶの斜面は画面の上下動が大きすぎ・・・思うような作品には程遠い。

さて、湯島天神の梅も遅れに遅れて3月やっと咲きました。

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正面の鳥居

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そして、絵馬・

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絵馬・絵馬・・・毎年増築拡張の商売繁盛中

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急な階段男坂、そしてここが女坂

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3月中旬、梅も整枝が乱れてきてしまった。

・・・

そして、4月の声

4月8日、一気に桜見頃、都心の夜桜スナップ

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ここは、皇居の北、北の丸公園入口

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向こうに見えるのは、首都高速 北の丸入口

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枝垂れ桜

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千鳥ヶ淵、北の丸公園側から英国大使館方面の風景

・・・

そして仕事場近くの桜模様

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サイクリングロードの桜並木

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全国で見られる風景がこちらでも、・・・小学校の桜並木

この横の公園を昼休み、ジョギング中・・・今の季節が最高!

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ソメイヨシノも枝垂れ桜も・・・待ち望んでいた桜だが、感動が薄くなった。

・・・

あの吉野の山桜は、・・・開花情報チェックしていたが、今年は遅かった。

週末には、下千本も満開でしょうか?

第二東名高速、御殿場~三ヶ日間、4/14午後3時開通・・・

第二東名をドライブしてみよう。・・・

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