気になる写真!

このブログはその時々の好奇心で、気になった被写体を切り取り、・・・チョットだけ考えてみようと

もう年末

2021-12-30 | 日記

都心の空気が最近澄んできた、・・・乾燥した季節到来と自然が知らせてくれる、

太陽が昇ってくると、地温が上がり水蒸気が立ち上り・・・空気の層はやがてぼんやりと・・・。

そんなわけで、朝食後、強羅の宿を出て最初に向かった先は、高地を目指し

大涌谷の展望台、・・・目の前は霊峰 富士山!

・・・東京でも富士見坂などの地名が示すように、見晴らしの良い場所からこの山を見ることができます。

しかし高層ビルや鉄塔などの人工物が視界に入り、ビルの谷間の富士山というイメージで気にもならない。

このように、山頂から裾野まで美しい雄大な風景に出合うと、心も晴れやかになります。

高層ビルの無い江戸の世で・・・あの浮世絵師もこの山に向かうと、創作意欲が溢れ出るのが想像できます。

・・・この美しい山は、太陽と雲が・・・時の流れを教えてくれています。

芦ノ湖、駒ヶ岳、大涌谷の周囲に、箱根外輪山が約50kmに渡り連なっています。

夏の野沢温泉では、スキー場などの高低差のあるところを走るトレイルランニング、人気があります。

この箱根外輪山も、このルートを12時間以内で走破しようとするトレイルランニングがあります。

これは一般人には厳しい、金時山に登るだけで十分です。

上の画像は、秋の金時山ですが午後の山頂は雲が出易いようです。

さて大涌谷、11時前、駐車場のゲートまで20~30台くらい並んでいて(満車ではないのですが)

・・・ゲートが1台で、チケット購入の操作がネックになり、・・・15分くらいで駐車場内へ。

昼頃になると侵入道路の横に駐車場まで1時間などの提示が出るので、混雑する日時に注意が必要です。

この日はゲートで係員から、重要なお知らせの紙を渡された。

火山性ガスが発生しております。

車内にアレルーギ性ぜん息の方、気管支・呼吸器(肺)疾患の方、心臓疾患、心臓ペースメーカを装着の方

体調不良の方は車外観光はできません。

公益財団法人 神奈川県公園協会 の管理責任のようです。

ガス濃度が高くなったら、アナウンスが流れるので指示に従ってください。

とありますので、マァ、気にかけながら散策しましょう。

地すべり対策工事は、以前から続いていますが、案内板も噴石か?白い傷が無数に走り読み難い

平成26年3月時点の内容ですから、7年くらい経過しています。

上の画面は左側2/3くらい、白い筋をPCで修復しています。

さて、奥の建物と道路は工事が完了していました。

奥の建物にケーブルカーが乗り入れています。

1階にはチケット売り場と改札ゲート、売店などがあります。2階はレストラン。

強羅からの場合は、ケーブルカーで早雲山まで上り、そこからロープウェイのようですが

ここのロープウェイは乗ったことが無いのですが、若葉、紅葉、白銀の世界も印象的でしょう。

上の画像は、2012年1月の様子です。

箱根の冬季は、突然雪に降られても困らないように冬タイヤは常識ですが、

急坂が多く、スリップ事故が多くなるので・・・時間に余裕を持って行動しないと。

下は、現在の大涌谷です、

奥の建物の周囲は展望スペースになっていますので、谷側を強羅方面に回り込んで・・・探しましょう。

チカチカと小さい点が反射している場所を見つけました。

ガラスの森美術館です。

ところで、12月9日(木曜)ガラスの森美術館は臨時休館でした。

・・・強羅の宿のご主人は、臨時休館となった12/9、館長のお別れ会に参列されたとのこと。

1996年にガラスの森美術館開館オープン時から岩田さんが館長で、9月26日に82歳で亡くなられたとのこと。

バブル後遺症の停滞時期に、ベネチアングラスの展覧会など民間の美術館ながらイタリア文化を紹介し続けてこられた。

友好都市ベネチアでは、10数年前から中国産のガラス製品がベネチア土産として売られていて、

よく見て購入して下さいとアドバイスを受け・・・ガラス工房も大変な時代と時の流れを感じました。

箱根も地元で生活を続けるのは大変なようです、少子化で学校も統廃合、商店も減少し生活物資の購入も大変。

別荘は空き家も増えているようで、植栽の手入れも必要、建物も火山性の空気で劣化して、管理するのも大変とのこと。

・・・富士山の噴火?大涌谷?・・・大丈夫、火山国に何百年と住み続けている人々は、温泉につかりながら

知恵を絞りプラス思考でたくましいのです。

細菌戦争も、来年は最終章となるか? 飲み薬も開発され、普及すれば、新たな時代の幕開けに立ち会っているのかも

新年が良い年になりますように!

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ガラスの森美術館

2021-12-25 | 旅行記

この画像は、調べたら2013年の秋だった。

年末のイルミネーションが話題になっていたころだと思う。

豆電球の熱と明かりが樹木に悪影響を与え、LEDに替わり、その後は青いLEDも安価になり、

音と光の演出は冬の大イベントに発展し、マスコミが宣伝し集客力を競って拡大し続けました。

ここガラスの森は、LEDなどの発光体ではなく、素材を、ライトアップしていますので、落ち着くのです。

・・・千石原のススキの原を右に見て、街に入ると右から強羅からの県道と合流し、左カーブその先右折

小道を下って行くと道なりで、国道に突き当たる。

この右側一帯がガラスの森美術館、国道から右側の駐車場に車を入れる。(有料300円)

駐車場はガラスの森美術館の両サイドにあり、では敷地内に

入場券はこの階段の先、建屋内に設けられています。

ゲートを通り内部に入ると、少し高い通路から敷地内が見渡せます。

左側がヴェネチアン・ガラスの美術館、現代ガラス美術館などの建物です。

下の画像は、少し角度が違います。

 

正面に見える「光の回廊」2008年制作:高さ9m、全長10m、クリスタルガラスのアーチがほぼ正面に見えます。

ここは、左のヴェネチアン・グラス美術館の2回からの眺望です。

手前の毛むくじゃらの様な白い物体は?

作家によるシャンデリア、1997年2点制作され、ここと、ヴェネチアのムラーノ美術館に 

では、入口から続く通路は正面の池を右側から回り込んで小道を進みます。

右側のカフェ・レストランの前を通り、クリスタルツリーが・・・2本?立っていた。

少し小さいタイプが5年ほど前に設置されたようです。(館員の話)

中央の奥、山合に見えるのが、大涌谷・・・向こうからもこのキラキラが見えるでしょうか?

時間を早回しにして、夕日に照らされる時間になると、温かい雰囲気になります。

向こうの煙突が気になります?

少し拡大してみましょう

スパイダーマンでは無く、煙突に縄梯子、サンタさんが登っています。

ここは、ナッツやジャムなどを販売しているショップです。

もう少し池の淵を進むと

手前の大きいツリーは、高さは約10m、約8万5千粒のクリスタル・ガラスのツリーです。

こちらが池の一番奥、右の小さなツリーは、高さ約8m、約6万5千粒のクリスタル・ガラスが用いられています。

大きなツリーは、「ロミオ」、小さなツリーは「ジュリエット」だそうです。

ツリーの先端が星ですね。

12月26日以降は、星がハートに変わるようです。

この裏から階段状の小道が、斜面に造られています。

斜面は川に沿って、アジサイなどの植栽があり、季節を選んで来館されると楽しめます。

この美術館の有名な作品、1895年バロヴィエールの作

これらの作品は3部品を別々に作り、溶かして付け完成させましたが、半数以上は自立できなかったそうです。

これらは、入口の建屋の並びにある美術館に展示されています

この美術館のホールでは、海外からアーチストを招きコンサートなどをされておりましたが、コロナ禍で来日ができず、開かれていませんでした。

隣の現代ガラス美術館も多くの作品が展示されています

この様な展示となっています

これは、アメリカ人デイル・チフーリの作品、ベネツィアのムラノ島に留学

1981年から80年代の作品、内と外でガラスの色が違う、ベースは色ガラス棒

3層のガラス面からなり、間の層に白ガラスを挟んで混色を避け、鮮やかな作品を造り上げている

さて、日も暮れて、ライトアップ中心のツリーを見てみましょう

LEDと違い、気品がありますね、間接照明が雰囲気を出しています

クリスマスまでの特別展示のようです

ではこの「光の回廊」を通って、美術館を後にし、強羅に帰ることにしましょう。

回廊内部から、大小のツリーを・・・、

箱根の森に、このような無数のクリスタル・ガラスが輝いていました。

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箱根-九頭龍-神社 

2021-12-18 | 日記

12月の声を聴くと、アレコレ雑用が多くなり、日が暮れるのも早くなって、何故か疲れる季節。

温泉で癒されてこよう、・・・昨今は湯河原も熱海も散歩に出かけると商店街は元気がなかった。

箱根は、そうだ 3~4か所くらい巡ってみよう。

あの美術館は訪問してから数年経っているので、多少変わったでしょう。

出かける前に、ベランダの植栽に水やりをして、収穫した初物を頂いてみる

左から赤かぶ2本、その隣の濃い紅色がサラダビーツ、右端がサラダ春菊

サラダビーツは、初めて食するがレバーのように中身も真紅、滴り出る液体も真紅でビックリ!

さて、朝の首都高は結構交通量が多い、東名高速の厚木から小田原、・・・箱根新道で芦ノ湖の関所跡へ到着。

最初に向かった先が、芦ノ湖の湖畔を左に向かって、箱根神社

湖畔の駐車場には止めないで、神社の参道の先、斜めに坂を上って境内の駐車場に駐車する。

参拝は、一旦参道を湖畔に降りて、水中の鳥居に向かう。

平和の鳥居、湖面左側は箱根関所跡方向、・・・時間は11時前

ここから道路を2本渡って、先程の駐車場横に戻り、

杉木立の中、急な階段を登ると本殿に到着する

撮影の最中、スタイリストが付いてチェック・・・モデル?・・・新郎(役)?もカメラマン横に、親族は不在。

参拝客に遠慮しながらの撮影が続いている、右側に移動して、

この本堂の右横に、昨今人気の九頭龍神社があります。

九頭龍です、この右側に鳥居、

こちらは九頭龍神社の新宮とのこと。

では本宮に行くには、・・・グーグルの地図を拝借

ここから車で移動・・・駒ヶ岳ロープウェイ駅の先へ

ホテルで食事をしようと駐車場に入れて、プリンスホテルの山側の小道を進む。

正面に通行止めがあるようだ

箱根九頭龍の森 セラピーロードと書かれている。

芦ノ湖にせり出している尾根を削ったのでしょう、片側土手、もう一方は手すりの平坦な小道

やがて、登坂があり・・・その先は

前方に急な下り坂、

右カーブ、スピード落とせ!・・・歩行者に注意を?

自転車が通って行く、雨上がりで落ち葉が多いとスリップし易いので危ない。

電動のレンタサイクルを利用する人がいるようだった。

左側の湖水に、鳥居が見えてきた。

・・・前方で左に入口の案内板が出ている。

少し広場になっていて、自転車はここに駐車、目前の平屋建ては関所?

左側のガラス戸が入り口、営業中の立札が出ている

それでは、建物の中に入ってみよう。

室内の右側に自動販売機、・・・左上のチケットが大人入場料:600円、子供300円とある。

他にも 九頭竜饅頭:900円、絵馬:1,500円、白龍ネックレス:15,000円、握り石(パワーストーン):2,200円

入場料の券を購入して、係員に渡して向こう側の戸を開けて、・・・関所を通過しました。

目の前は公園、・・・振り返れば今通った関所が右側に見える

右側の湖水そばに白龍神社があるようです。

そして、目の前の芦ノ湖には桟橋が

九頭竜神社は、まだ湖畔に沿って進むようです。

案内板があります。

この先を曲がれば見えるでしょう。

そして、朱色の建物が木立の間から見えてきました

・・・一見、高床式の余り神秘的ではない雰囲気ですが・・・左側に案内板

手水舎はどこかと探すと、芦ノ湖に向かって下る階段がありました。

階段を下った先は、尾根の先が湖に突き出している。

右の鳥居は、その先に小さい桟橋があり、祭りに利用されるのでしょう。

水中鳥居、・・・かつては土手の横に舟をつけられたのでしょう。

水中から狭い石を積み上げた階段が先端の土手に残っていて歴史を感じられます。

こちらは、弁財天社、御祭神:市杵島姫命

この弁財天社を回り込み、九頭竜神社を正面に見ると、これは二の鳥居となるのでしょう

遊歩道から九頭竜神社の前に行き、正面階段を下ってきたのですが、

改めて振り返ると、これからまた上る階段下の右側にありました。

手水舎でしょう、屋根も無く、龍神様が静かに龍神水を

立札には、龍神水は新宮でお汲み下さいと記されていました。

さて、九頭竜神社の賽銭箱前にはこんな張り紙が

手作り感一杯の案内ですが、人気の観光スポットです、もう少し・・・。

内容は、左から

お供えは、カラスによって荒らされ御社殿が汚れてしまうので、お持ち帰り自身で食して下さい。

全国各地からたくさん参拝頂いております。

神社の正面の場が狭いので、どちらかの端で参拝し、譲り合って参拝をお願い致します。

右の長文は、箱根神社社務所から当神社の案内文書です。

 

こちらには龍が3匹?

立派な案内板もありました。

広場横には屋根付き休憩所もあります。

天候に恵まれた、箱根九頭龍の森でした。

昼食後、大涌谷に行く予定だったが、・・・明朝に変更して、ガラスの森美術館に向かいましょう。

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