気になる写真!

このブログはその時々の好奇心で、気になった被写体を切り取り、・・・チョットだけ考えてみようと

MIYAKO Blue

2024-03-31 | 旅行記

宮古島の旅行前に、MicrosoftのFlight Simulator 2020で上空を飛び回っていました(セスナ機で)。

20年くらい前は輸入品で、操作方法が良くわからなくて、シュミレータの一部機能で遊んでいたが

最近は画像処理のnVIDIAの性能が格段に上がって、それなりのクラスでも奇麗になった。

・・・動画から切り出した静止画をJPEG画質で掲載します。

宮古島空港の滑走路が眼下に、・・・左前方は海の向こうに伊良部島と下地島が

朝日を浴びながら伊良部大橋に向かいます。(時間、気象条件などの設定が可能)

・・・地上では、欄干が低く眺望が素晴らしい橋を進む・・・、中程で・・・左方向の海原に

中洲のような砂地が見えています。

これは干潮時に砂地が現れる浅瀬の場所で、近くの港から小舟で送迎してくれます。

干満は大潮など月日によって異なるので、釣具屋さんなどにある潮見表が役に立ちます。

伊良部大橋:サンゴの島のゴロ合わせで 3540m・・・通行料金が無料の橋では、日本最長です。

2015年1月31日から使用され、橋の両端の取付け道路も含めると・・・全長6500m。

歩道が設置されていますので歩いても渡れます、ブラブラ2時間コースでしょうか。

レインボーブリッジなどと同様、橋の中央部は一般車両・駐停車禁止です。

しかし、それでも駐停車をして記念撮影、動画撮影・・・今では違反者少ないでしょうが

2017年に橋の中央部から誤って落下、男性が死亡されたそうです。

伊良部島が見えて来ました。

正面の丘の上に、牧山展望台があります。

案内図があります

展望台から、宮古島に向かって橋(県道)がつながった様子がよく見えます。

橋に導水管が設けられ、宮古島の地下層の水瓶から水道の水が送られてきます。

展望台の眼下は濃淡のブルー、少し波が立ち水面が乱反射

もう少し右、伊良部大橋の全景が見えました。(パノラマで)

広角レンズで

更に拡大すると

手摺が低いので、走行している車両が良く見えます。

丘を降りて

取付け道路が良く見えます。

海岸線は、一定の間隔で砂浜ができています。

一番奥に、弓ヶ浜のような広い白砂の浜辺が見えます。

その奥が海(橋)を渡って、下地島になります。

別の角度から、・・・有名人が建設中のリゾート施設の横を通りますので

では、眼下に見える道路を進みましょう、営業中のヴィラリゾート、ホテルなどもあります

他の所のようですが、リゾート開発で進出企業に幅広く土地を購入されて・・・

気が付けば海岸線が私有地になり、昔のように簡単に海に出られなくなり、ボー然とする島民も

・・・塀の向こうは、ガラス張りのイタリア風レストランでしょうか、横階段から屋上へ・・・

伊良部大橋の計画から開通と・・・、宮古島に土地投機の話が広まり・・・

石垣島以上に移住者が増え、リゾート施設のブームから建築ラッシュ・・・

建設資材は不足し、職人の工賃は東京の2倍に、そして完成時期は延び延びに、

この裏に宿泊棟が、

OHNOさんの建物のようですが、宮古では先輩の森末さんも知らないとのことでした。

ここは、外洋に面してMIYAKO Blue が続いています。

振り返りましょう・・・

左は、外海、右は静かな湾内の雰囲気です。

・・・先程、上空から案内しました白浜です・・・渡口(トグチ)の浜です。

堤防突端から、右側の湾内を見てみましょう

では、渡口の浜へ移動します。

地球は丸い

カメラを、ウミガメ目線へ下げると

先程の堤防から

中央に

左に・・・広い砂浜が800m続きます

隣の下地島に行きましょう。

下地島空港は3000m×60mの滑走路を持ち、JAL、ANAが訓練飛行場として1980年頃から使用開始。

2010年 JAL倒産、訓練飛行を撤退、その後ANAも維持負担が大きく撤退・・・

2019年に旅客ターミナル 開業、LCCなどが就航、・・・2023年利用者 42万人の見込み(沖縄TV)

・・・海に突き出た滑走路を北側から飛んでみましょう。

ダイビングポイントが沢山あります。

右主翼と尾翼の間から、サングラスのような双眼・・・これが通り池と呼ばれます。

簡易な展望台がありますので、上って海岸方向を

近づいて、手摺から

海に繋がっているので海水です。

風の影響を受ける海岸線特有の植栽です。

戻って、遊歩道の反対側(滑走路側)に繋がっているもう一つの池があります。

この先の海岸線は、ダイバー達の集合する人気ポイントがあります。

夕暮れから、夜間飛行も楽しいのですが、

上空から決して広くなく・・・標高差の少ない島を眺めていると、

平凡な日常で・・・ゆっくりと時間が流れていって欲しいと思わず思ってしまいました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

池間ブルー

2024-03-13 | 旅行記

「池間ブルー」と呼ばれる濃い碧色のグラデーション

天候の移り変わり・・・いや、時間と共に太陽光線と水蒸気の微妙な変化で海の色が変わるのです。

右に見える島は、船での往来が交通手段の「大神島」です。

向かっているのは・・・宮古島の北、周囲10㎞、小さな「池間島」です。

宮古島との間に、全長1,425mの「池間大橋」が1992年2月に架かりました。

もう 30年以上も経過しました.

当時は、沖縄県内最長の橋です。この海域は、大好きなモズクの生産地でもあります。

池間島周辺海域はサンゴが豊富で、遠浅ですが所々に深い部分もあります。

水深により光の吸収が異なり、海の色は浅い所のエメラルドグリーン、深くなるとコバルトブルー

表現しました色彩名はわずか2種類ですが、ブルーの色はグラデーション・・・うっとりするほどの色彩です。

曇天よりは、晴天の太陽光、・・・大潮の引き潮時(干潮)には、浅瀬の水深が一番浅くなります。

・・・最も浅い部分の区域が広がり・・・明るいエメラルドグリーンから深く鮮やかに・・・絶景に出会えるようです。

グーグルの地図は、遠浅が影響するのか海岸線が不鮮明なので・・・アレコレ加工している最中でした。

・・・会社で、3/14夕刻 仕事が一段落、16:08 配信の時事通信社の記事に「宮古・・・」nnn・・・

記事のタイトルが

”異常発生から90秒で墜落=再発防止策公表も、原因は不明_宮古島ヘリ事故で報告書・陸自”

事故機と同型のUH60JAヘリコプター=2022年5月、静岡県の東富士演習(時事通信社)

ニュースでは:「午後3時54分40秒ごろ、機体右側の第2エンジンに異常が生じ、20秒余りで出力がほぼゼロになった。

同55分20秒すぎには左側の第1エンジンの出力も低下し始め、その後約40秒で機体は高度300mから95mに急下降。

最初の異常発生から約90秒で墜落していた。」

 

    2023年4月6日離陸約10分後に宮古島北方の洋上でレーダーから消失。

「右側の第2エンジンには、制御系の異常で出力が徐々に低下する「ロールバック」という現象が起きたと推定。

機体の取扱書にも記載がない特異な事象で、米国で発生例があるが、自衛隊機では初という。

音声データなどから、操縦士が誤停止させた可能性は低い。

・・・(そこで、)可能性のある事象全てに対策を施すことで、安全に運行できると結論付けた。」

この事故は、まさに池間島の周辺で・・・宮古ブルーの素晴らしい景観の中で・・・低空飛行中に一瞬で消えた不思議な事件でした。

優秀な自衛隊で、新任幹部が視察中に起こってはならない、・・・しかし、起こってしまった。

近海なのに状況がつかめない。消息不明地点が確定せず、捜索は何日も続き、・・・潮流が速いのでnnn・・・。

残念な事故の記憶が残ったまま、・・・突然、このニュースが目に飛び込み・・・

事故原因は不明・・・しかし対策をしたので大丈夫との発表で、少し違和感を覚えた。

・・・気を取り直して、

宮古島の特産品で雪塩があります。

雪塩ミュージアムのHPより、PR画像拝借

この館内で10分くらいの雪塩の製造工程、商品の説明があり、その後サンプルを頂きました。

サンゴ層から海水をくみ上げ、ミネラル豊富な雪塩はここで1日平均700㎏も生産されているとのこと。

このすぐ横が砂浜で、ここから池間大橋が見えます。

すぐ横の砂浜から、ここは湾になっていて左は西平安名崎の岬です。

岬の先端に、風力発電の風車が見えます。

雲の下は、湾の先に池間島、そこに繋がる池間大橋が見えます。

中央部が高くなっている池間大橋全景です。

では画像は、橋を渡る所に戻り、池間島の砂浜が見える地点へ

橋を渡り、道路の右側にはドライブインがあります。

その一角にコーラルピンクの建物が見えています。

「海美来(かいみーる)」2階、3階が展望階。その横から砂浜に下りられます。

数人のグループがサイクリング、年配の女性たちです。

歩道も設置されていますので、歩いても渡れます。

では、この橋の下に降りてみましょう。

橋の構造の案内がありました。

橋脚の周囲も奇麗な海です。

ゴミも流木も海草も流れ着いていませんでした。

橋の下を回り込んで反対側へ

このように、もちろんコバルトブルーの海がありました。

さて、海底水道竣工記念碑がありました。

宮古島の雪塩ミュージアム付近(狩俣)から、この橋の西側に海底送水管が敷設された記念碑のようです。

調査船、工事などでアンカーによる損傷が度々発生するので、所有者の宮古島市上下水道部は対策を考えました。

海底ケーブルの施設カ所の主要区間を10数か所、座標一覧として(N:24度55分05秒7、E:125度15分28秒1)公開して、注意して頂けるようにお願いしています。 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マングローブ、車海老

2024-03-03 | 旅行記

宮古島の北方にマングローブの観光地はありますが、車海老は知っていました?

1993年から宮古島で車海老の養殖が始まっていました。

年間20トン、売上1億円、この特産品を使って地元で商売をしようと・・・

有名人が、観光客相手に天丼でもてなしておられました。

気さくな感じで、スポーツマン、ゴルフとシュノーケリングがご趣味とか。

車海老の天丼です。

・・・この画像は、2020東京オリンピックの開催前に日刊スポーツ(2021年)に掲載されたものです。

森末慎二さん、1984年ロサンゼルスオリンピックで体操のエース、金・銀・銅の全てのメダルを獲得されました。

2010年頃からこの宮古島に土地を購入し、住居も完成、年間の4/5くらいは、宮古島生活だそうです。

この車海老・・・実は大変なことが起こっていました。後ほど

・・・先に簡単に、マングローブの植生地の画像を。

場所は島の北部、島尻に遊歩道が設けられたマングローブ林があります。

グーグルから空撮の画像を拝借します。

向こうに見えるのは、東シナ海です。

左端の駐車場から・・・河川に打ち込んだ角材で、手摺付きの遊歩道が設けられています。

2002年9月、遊歩道と島尻橋が完成、奥行き約1㎞の入り江にマングローブ林が群生しています。

今は引き潮時で、この付近の樹木は地面から高床式?の根の状態がよく観察できます。

海岸近くに地下水脈の湧き出し口があり、海水と淡水が混ざり合う汽水域が誕生しています。

ヤエヤマヒルギ、オヒルギ、メヒルギの3種類が、この地のマングローブ林を構成しています。

泥の中だけでは酸素が不足するので、空気中に根を出して(地表根)生育を助ける姿が特徴的です。

タコの足のように幹から多くの根を出しているのは、ヤエヤマヒルギでしょうか

このヤエヤマヒルギと思われる樹木は、根が海水に浸かっている時間が長いようですが、大丈夫?

根が塩分も吸い上げてしまいます・・・樹木には・・・塩害が発生するので排除しないと。

そこで、塩分を一部の葉に集中させ、犠牲になってもらい・・・その葉は、黄色くなって落葉。

この葉をシオマネキ(カニ)などは好んで食するようです。

ミナミトビハゼは、どこにいるでしょうか? カメラの前に現れました。

ここには、フタハオサガニ、オオアシハラガニモドキ、クマドリオウギガニ、ヒメシオマネキ、

ニナミコメツキガニなどが生息しているとのこと。

こちらは、オヒルギでしょうか

多分、観葉植物として販売もされていると思います。

縦長の白い陶器(高さ50cmくらい)に植えられていた根バリが特徴だった観葉植物

鉢は残っているが、写真を残していないので、記憶があいまい・・・枯らしてしまった。

昼の食事をどこにしようか?

その前に「島の駅」でマンゴーは夏でしょうが、パパイヤかメロン、何かフルーツを・・・

メロンは売切れ、ナイフとタッパウェアを持参したが、時期が悪かったようです。

島の駅の道路を渡って、左側のお店で食事をしましょう。

こちらが、地元の車海老をキャッチフレーズに、1尾、2尾、3尾の天丼メニューを

簡潔に森末さんが説明されます。

天婦羅は衣が薄く、軽く揚がっているので脂を気にせず頂けました。

途中で出汁を提供され、海老の頭も足も美味しく頂きました。

カウンターの右端に、光物が・・・トロフィーではなく、何か2本置かれています。

・・・そうでした、宮古島の車海老、140万匹が2021年から出荷0になってしまいました。

久米島から車海老の稚魚を夏に仕入れて育て、冬場に出荷するスタイルです。

2016年11月頃に初めてウィルスの影響が出たそうですが、少なかったので選別して廃棄処分。

その後、毎年少しは発生していたようです。(2021年12月、現地の新聞などによる)

2021年は、成長途中の10月にウィルス(PAV)の影響が出たので一気に大半が死滅、

養殖池の乾燥、除菌・・・養殖池が漏水していて海水が問題なのか?しかし原因不明で・・・2025年再開目標。

・・・一方、久米島は宮古島の数倍の規模で養殖でしょうか。問題なくこの冬も出荷されています。

30年間も続いた宮古島の車海老養殖、廃業ではなく再開を目指されてますので、応援しましょう。

お店の前で、よかったらと記念撮影に誘われます。

左は、長野の冬季オリンピック、右は2020の東京オリンピーック聖火リレーのトーチです。

このトーチ、日本全国で聖火ランナーの数だけ製造元に発注します。

何本でしょうか、・・・東京オリンピックの際は、1万本。全てを売り切る考え(朝日新聞デジタル)。

通過する自治体などに購入を働きかけるとのこと。

記念に欲しいでしょう・・・聖火ランナーだけですよ・・・購入できるのは、税込み、7万1940円です。

IOCとの契約で、製作実費とほぼ同額。ユニホームは走者に無償でプレゼントされる。

全国で2020の聖火ランナーは1万人、大盤振る舞いのスポーツイベントは、・・・多くの問題が。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする