小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

新入り

2008-12-29 | 犬&猫との暮らし

 軽井沢の雑木林で拾われた子猫のボッチ。拾い主は知り合いのMさんで、まだボッチが小さな頃にうっかり椅子の足でふんずけてしまい、私にSOSが出されました。ちょうど彼女が仕事で海外に行かなくてはいけない頃だったので、数カ月ボッチを預かり、面倒を見ていました。

 あれから4年。Mさんが仕事で何日か留守にするたびに、あちこちに預けられたり、里子に出されたりしていたボッチが、今年の秋あたりから便秘に悩まされているということで相談を受けました。猫の便秘によいというサプリメントを紹介したのですが、その症状からして、どうも巨大結腸症ではないかと思われます。

 猫の巨大結腸症は、腸の力で便が押し出せなくなり、慢性的な便秘が続く状態で、便が結腸に詰まって結腸が巨大化し、さらに便が溜まってしまう、言うに言えない辛い状態が続く病気です。事故などで骨盤を骨折したり、腸周辺にできた腫瘍のために骨盤狭窄が起こり、結腸が圧迫されることで発症する場合があるので、幼い頃の不慮の事故からボッチの場合は、脊椎(特に腰椎)の変形による骨盤狭窄が原因ではないかと思われます。

 この年末年始、ボッチを預かってあげることになっていたので、うちの犬たちの主治医に連れて行き、ちゃんと診察してもらうことにしました。で、Mさんの諸問題を考えるにつけ、ボッチをうちで引き取ってあげることが良策かもしれないと思い、そう申し出ると、Mさんは「ホッとした。助かるわぁ」と心底喜んでおりました。
 うちの犬たちは猫との共同生活に慣れているし、ボッチとも数カ月暮らしていたので、すぐに慣れることでしょう。
 ということで、この暮れにきて、家族が増えることになってしまった…。うちの床を歩きまわる脚の数は計18本。スゴイなあ。
        
        
        慣れるまでサークル内のここがボッチの新居です

コメント
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