注文していた鰹節削り器が届きました。その名も「オカカ7型」。なぜか私は「オカカ7号」と言ってしまう。なので、うちではそう呼ぶことにしました。
先日、和光で食文化研究会を主宰している加藤さんのお宅にお邪魔し、味噌作り用の大豆を頂いたり、手作りマーマレードを頂いたり(頂き物ばかりだったのですが)、「ついでに簡単味噌汁を飲んでいらっしゃいよ」ということで待っていたら、この「オカカ7号」が出てきて、迅速かつ精力的に鰹節を削り、驚いてしまったのでした。
私が使っているのは昔ながらの木箱型。「オカカ7号」の存在は知っていたのですが、見た目が麗しくないし、色もイマイチと思っていたので、相変わらず木箱型でせっせと削っていました。
出番がなくなりそうな愛用の木箱型
しかし、手回し型の威力を見せ付けられてしまったのですね。これなら「いいや、今日は疲れてるから、鰹節、削らない…」なんてこともなさそうです。本当に木箱型の労力の半分ほどで、すっすと削れてしまう。
そこで「多少麗しくなくてもいい。鰹節をたくさん削りたい!」とあっさり趣旨換えして、妹と折半で買い求めたのでした。
妹は同じマンションに住んでいるゆえ、こうした道具は共有できるわけですね。お餅もつけるホームベーカリーも共有物です。しばらくうちにありましたが、大きくてちょっと邪魔になり「今度はあなたのうちに置く番よ」などと言って押しつけてきました。
新旧そろい踏み。やっぱり木箱は味がある
現在、彼女は鰹節をもっていないので「オカカ7号」はうちにあり、私が削っては分けてあげることになっています。今、ちょっといい鰹節を買いにいきたくて、うずうずしています。