月刊誌の仕事が入り、いろいろと急に忙しなってしまったので、いま整体の勉強はちょっとお休み中ですが、欠かさずプリントアウトして保管しているメルマガがあります。
奈良の整体院・朱鯨亭の別所先生が日々体について思ったことを綴ったメルマガです。
以前通っていた川口の代替療法セミナーはそれなりに勉強になり、とても面白かったのですが、先生が葉脈を顕微鏡で見入るばかりで樹全体を見ていなかったり、枝がダメだと決めたら、もうその森全部がダメだということになったり、つまり大局的な観方をしない人で、そもそも何が辛かったかというと、自分が学んだカイロプラクティックの悪口や西洋医学の医者の悪口を毎回聞かされることと、「絶対に」とか「確実に」を連呼することでした。
「2年で280万円も費やしたのに」という言葉は、耳にタコができるくらい聞かされた。先生は読書はあまり好きではないらしく、新聞もラテ欄とスポーツ面しか読まないという。なぜかものすごい芸能通で、タレントや芸能人の話になると熱くなる。不健康そうに太っていて、トンカツが大好きだとかいわれると、なんだかねえ~。
整体師さんのなかには、自分以外の療法を悪くいう人がけっこういて、そういう態度はあまりよろしくない。「私にかかれば絶対に治る」と断言しちゃう整体師さんも、端から怪しいと思ってしまう。
「ここではここまで学べばよかろう」という自分なりの判断をし、それらの単元を終えたので、そのセミナー通いは終了。いまはもっぱら朱鯨亭の公式サイトに掲載されている整体術や別所先生のメルマガの記述を読んで、遅々とした歩みながら頭だけの勉強をしています。
朱鯨亭のメルマガにはシュタイナーの話がたびたび出てくるし、別所先生オススメの「生き方を変える本」なども、私にはとても興味深いものばかり。山や花、自然を体で感じようとする生き方は共感がもてる。
で、7月にさいたま市で出張講習を行うということだったので、そのお知らせが来た日にすぐ申し込んでのでした。
13日は、私のうちにメンテナンスにきてくれる治療家さん主催の、リンパの勉強会があったのに、仕事が立て込んでしまって、泣く泣くキャンセル。朱鯨亭のセミナーにはぜひとも出席したい!
朱鯨亭ホームページ http://www.shugeitei.com/index.html
犬たちの散歩の帰り道に、追突されてしまいました。
笹目通り沿いにあるディスカウントショップに立ち寄ろうと、ウィンカーを出して減速したところ、後続車がみるみる近づいてくるのをルームミラーで確認。駐車場に左折して入ったときに、バコンとぶつけられました。
後続車のドライバーは、私がディスカウントショップの先にあるコンビニに入るのだと思ったらしく、減速するのが遅れたらしい。だいたいその辺りは、手前の信号から次の信号まで距離がある直線道路なので、一様に加速する場所なんだよね。
なので、私はそのディスカウントショップに大通りから入るときは、けっこう後続車を確認しながら注意して入るのです。
普段は大通り側ではない、裏路地から駐車場に入るのに、今日に限って…。そう、だいたい何かあるときは「今日に限って…」ということが多い。
後続車も一緒にディスカウントショップの駐車場に入って来てくれたので、犬たちに異常がないことを確認してから、車の外に出ました。最近は明らかに向こうに非があっても逆ギレする人もいるので、あまり怖い顔はすまいと思いつつ、車から出てきた男性に近づいていきました。
ドライバーは若い優しそうな青年で、自分が悪いと感じて恐縮している様子。私の車は左側のテールランプ周りが破損。先方の車は左側前方が凹んでいましたが、お互いにケガはなし。
保険屋さんに電話をして済ませられるくらいの事故だったのだけど、彼が会社の規則で警察に連絡して事故証明を出してもらわないといけないというので、警察を呼んだのだけど、大した事故でもないと思ってか、なかなか来ないので、いろいろ立ち話なんぞをしておりました。
来月退職することになっているのに、最後にこんなことになっちゃって…と、うなだれる青年。営業職は性に合わないそうで、ずっと小説が書きたかったとか。しかもジャンルは児童文学という。なんだかやけに共通点がありました。
営業職は過酷で、書く時間がなかなか取れないという。分かる、分かる、貧すれば鈍する的な精神状態になっちゃうのでしょ。この場合の「貧」は心の「貧」ね。ちなみに私の場合、心の「貧」じゃなくて、本当の「貧」だな。ハハハ
なので「これで悪い運を使い果たしたと思えばいいじゃない。自分のやりたいことなら、いくら大変でも頑張れるでしょ。やりたくないことで翻弄されて自分を失っていくのは良くないよ」などと慰めてあげたりして、大した事故じゃなかったけれど、事故の加害者と被害者は妙に打ち解けた時間を過ごしたのでした。
私の車の修理代は先方が保険で何とかしてくれるのでしょうが、修理中、また彩光度抜群のセダンかなんかが台車で出されたら、困っちゃうなあ。車屋さんに、ボロボロでもいいから、せめて大きな黒犬3頭が普通に乗っていられるバンを貸してほしいと進言するかな。
いやいや、なにはともあれ、ケガをするような事故じゃなくてよかった~。