小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

カヤのトイレ

2013-07-16 | 犬&猫との暮らし

 カヤのトイレをどこに置くかについては、ずいぶん思案した。目も見えて、まっすぐ歩けるなら何の迷いもなくトチ、ブナ、クリが使っていた場所、今ボッチのトイレパレット(相変わらずペットシーツで用を足すのです)が置いてある場所に決めるのだけど、そこまでカヤが行きつくのに、寝ている場所から部屋をひとつ通り過ぎていかなくてはならないし、仕事部屋からも少し関門があるので、回りながら行くカヤには時間もかかるうえ、すぐに覚えられるか分からなかった。

 しかし、カヤはトイレの部屋を覚えたのである。

 トイレの時間は予想がつくので、おむつはその時間帯のみにつけ、他は外していることが多くなった。おむつをしていないときにソファーの部屋でしゃがみこんだので、「あっ!」と声を上げるとカヤが腰を浮かせた。すかさず抱いて近くに敷いてあるペットシーツに連れて行くと、そこで用を足した。当初は寝る場所からも近い窓際のその場所をトイレの場所にしようと思っていたのだ。

 ここのところカヤは連日、夜中に勝手にソファーから降りてひとりで歩き回っていた。私はあれこれ世話を焼かずに放っておいた。何となく漂ってくる排泄物の臭い……。見に行くとトイレの部屋にウンチやオシッコがしてあることが何回かあった。
 ブナやクリが排泄をしていた残り香があり、ボッチのトイレの臭いから、どうもここが排泄をする場所らしいということが分かったのだろう。お盆に返って来ていたトチ、ブナ、クリがカヤを指導してくれたのかなあ。
 
 いずれにしてもいい傾向である。そこでボッチのトイレパレットの手前に、カヤ用の大きなトイレパレットを置き、周辺にペットシーツを敷いてみた。すると、そこにかなりの確率でしにいくのです。

 今朝も仕事部屋に一緒にいたら、カヤが閉めてあったドアを開けようと手をかけている音が聞こえたので出してやると、自分でトイレの部屋に行って用を足していたのだ。ペットシーツからは外れていたけれど「用はここで足すものらしい」と思っている証拠だ。

 もちろんまだ違う場所でオシッコをしてしまうこともあるけれど、粗相をした場所をきちんと消臭していけば、いずれ決められたトイレでしかしなくなるだろう。かなり順調なペースだ、エライぞ、カヤ。 

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カヤの右目の眼圧は50のまま

2013-07-16 | 犬&猫との暮らし

 カヤの旋回は続いているけれど、家中勝手に歩き回れるようになった。犬の常同障害は人間の強迫性障害と同じようなものだといわれているけれど、カヤの旋回は長期的なストレスや不安感、運動不足が原因だろうと思うので、落ち着ける環境、安心できる関係を築き上げることがまず第一歩だと思った。

 私が仕事中、仕事部屋に置いたクレートで過ごさせたことはよかったかもしれない。仕事部屋ではクレートから出してやっても安心して寝そべっていることが多い。私が違う場所にいても、ひとりで仕事部屋に行って座っていたり、寝転んでいたりする。

 先週末に通院したときに眼圧測定をしてもらったところ、眼圧が75もあった左目は正常値になっていた。犬も猫も正常な眼圧はだいたい16±4以内というから、75はかなり高い。眼圧を下げる点眼薬が効いたのだと思うけれど、右目は相変わらず50と高く、深刻な状況だった。

 コッカーは柴犬、シーズー、チワワと並び、遺伝的な原発性緑内障の好発犬種に挙げられているけれど、カヤの目が生まれつきだとしても、眼圧が高くかなりの痛みが伴う状況を6年以上放置されていたのだから、むごい話である。ストレスが溜まらないわけがない。

 左目については、このまま眼圧が低い状態を維持するために同じ点眼薬を続け、大きくなったまま変わらず、部分的に白濁して中も診察できない右目については、3種類の点眼薬と内服薬で様子を見ることになった。おそらく右目は避妊と乳腺腫瘍摘出手術と同時に、毛様体を壊す手術をすることになるだろう。

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