小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

『ある犬のおはなし』

2016-01-01 | 
昨日まで「今年」だったのに、
今日になったら、昨日のことはもう「去年」のできごと。
よく考えると、なんだか不思議で、ちょっぴり可笑しい。

去年のお正月、カヤに腹水が溜まって、
闘病が始まったのだった。
よく頑張ってくれたと思う。

さて、昨日注文してあった『ある犬のおはなし』が届いた。
Facebookで150万「いいね!」を獲得したために
書籍化したされたらしい。


Facebookでこの手作り絵本を読んだとき
泣かずには読み終えることができなかった。
主人公の「犬」が、ラブラドールに似ていたから、
トチ、ブナ、クリを思い出した。
まん丸のお尻が、あの子たちそのものだ。

ああ、こうやって春夏秋冬、一緒に生きたなあと、
キラキラ光る夏の日や、冬の枯れた木立の公園を
懐かしく思い出した。
物語には、そんな日々が、犬の目線で描かれている。

なのに、飼い主と過ごした、
そんなしあわせな日々の先に待っていたのは、
冷たい金属の部屋、ともだちの異様な雰囲気。

「犬が好きで飼ったはずなのに、人間の都合で手放す。
犬が嫌いな人は、端から犬を飼わない。だから、捨てることもない。
犬たちを苦しめているのは、結局『犬好き』の人間だ」と言ったのは、
知って広める動物愛護活動「SayNOプロジェクト」の代表だけど、
それを聞いて、その通りだなと思った。

『ある犬のおはなし』を読んで、
あらためて「まったくその通りだ」と思った。
今年はもう少し「知って広める活動」に力を入れたいと思っている。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 今年のお仕事終了 | トップ | 児童書『子犬工場』関係のサイト »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

」カテゴリの最新記事