予約していた『ダーシェンカ』愛蔵版が届いた。
訳者の伴田良輔さんはちょうど20年前の12月に
新潮社から『ダーシェンカを出版している。
「それも持っていたはず」と思っていたのに、
本棚にあったのは、石川達夫訳で1996年に出た
『チャペックの犬と猫のお話』。
ここに「ダーシェンカ、あるいは子犬の生活」と題して、
チャペックの愛犬イリスが生んだ子犬、
ダーシャンカの物語が収録されていた。
左が1996年発行石川達夫さんの訳本、右が判田良輔さん訳新刊愛蔵版
石川達夫さんの翻訳もよかった。
チャペックのダーシャへの愛情に
訳者の著者への敬愛とダーシャへの愛情を足した、
やさしい語りがけになっていて、心和んだ。
そして、昨日届いた新刊『ダーシャンカ』の訳は、
飼い主が子犬に語っているというより、
父親が息子に語りかけているような小気味よさと
何があっても最後まで見守り、包み込んであげるよ、
という父性愛を感じるものでした。
『チャペックの犬と猫のお話』が出た頃は、
ダーシェンカ人気が高まったのだと思う。
私もダーシャのイラストや写真の葉書を何枚も買ったし、
何か残っているかと家の中を探したら、
今も犬のトイレ部屋の壁に、ピンで貼ってあった。
ダーシェンカという子犬の物語の、
訳者が違う本に出会ったことで、二倍楽しめちゃった。
「一粒で二度おいしい」グリコのおまけみたいに、
とっても得した気分でした。
訳者の伴田良輔さんはちょうど20年前の12月に
新潮社から『ダーシェンカを出版している。
「それも持っていたはず」と思っていたのに、
本棚にあったのは、石川達夫訳で1996年に出た
『チャペックの犬と猫のお話』。
ここに「ダーシェンカ、あるいは子犬の生活」と題して、
チャペックの愛犬イリスが生んだ子犬、
ダーシャンカの物語が収録されていた。
左が1996年発行石川達夫さんの訳本、右が判田良輔さん訳新刊愛蔵版
石川達夫さんの翻訳もよかった。
チャペックのダーシャへの愛情に
訳者の著者への敬愛とダーシャへの愛情を足した、
やさしい語りがけになっていて、心和んだ。
そして、昨日届いた新刊『ダーシャンカ』の訳は、
飼い主が子犬に語っているというより、
父親が息子に語りかけているような小気味よさと
何があっても最後まで見守り、包み込んであげるよ、
という父性愛を感じるものでした。
『チャペックの犬と猫のお話』が出た頃は、
ダーシェンカ人気が高まったのだと思う。
私もダーシャのイラストや写真の葉書を何枚も買ったし、
何か残っているかと家の中を探したら、
今も犬のトイレ部屋の壁に、ピンで貼ってあった。
ダーシェンカという子犬の物語の、
訳者が違う本に出会ったことで、二倍楽しめちゃった。
「一粒で二度おいしい」グリコのおまけみたいに、
とっても得した気分でした。
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