小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

『ありがとう エバせんせい』

2016-01-05 | 
フリーライターの友人、ゆかりさんが翻訳した絵本、
『ありがとう エバせんせい』が12月に発行された。


絵本塾出版発行1,300円+税

病気でお休みしている担任のエバ先生を気遣う子供たち。
念願の劇は見てもらえたけど、先生は天国へ。
エバ先生の代わりに担任を務めるバンクス先生と
悲しみと向き合う子どもたちのグリーフケアの物語だ。

こういったテーマを取り上げている絵本は、少ないのではないかな。
解説は「尾木ママ」こと、尾木直樹さんが書いてくださったそうだ。

ゆかりさんとは、15年くらいの付き合いになるだろうか。
一緒に仕事をし、密に連絡を取り合うようになったのは
某省庁の広報誌を制作するようになってから。

そのあとも、お互いに仕事を紹介し合いながら、付き合ってきた。
女手ひとつで、2人の子供を大学に入れ、
ホントによくがんばっていると思う。

実は、『子犬工場』出版のきっかけを作ってくれたのは、
ゆかりさんなのだ。

ゆかりさんに、ゼンヨージ画伯が二つ返事で描いてくれた
繁殖犬の絵本の原画を見せながら相談したところ、
彼女が友人のフリーの編集者に原画を見せて説明してくれ、
その人が今度は、児童書の編集をしている自分の友人に
話を持っていってくれたのだ。
そして、その児童書の出版社から「絵本の出版は厳しいけれど、
ドキュメンタリーなら出版させてほしい」ということに…。

そのあと二転三転するのだけれど、
ゆかりさんが親身になって、編集者の友達に話してくれなかったら、
『子犬工場』は生まれなかったのだ。
ゆかりさん、ありがとう。
暮れも押し迫ってから、お互いの本の出版を祝いながら、
労いあったのだった。

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2 コメント

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Unknown (アピィのママ)
2016-01-09 09:49:30
カヤちちゃん昨年は大変でしたね。
今年は穏やかな日々になるよう祈っています♪
目も耳も利かなくても頭から尻尾の先までがアンテナになっていてちゃんとわかるのですね!
凄いなカヤちゃん。

我が家ももう一度コッカーを迎えました。
初めてシリアスブリーダーからです。
早く飼う事になったのは子犬工場の影響もあるかも知れません(^^)
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まあ! (トチ母)
2016-01-10 20:40:41
そうですか、またコッカーを迎えたのですね。
私はA・コッカーという犬種が気に入って、
カヤを引き取ったわけではなかったのですが、
今では快活でステキなパートナーになりえる犬種だなと思っています。

とはいえ、一緒に暮らせば、何の犬種だろうと、ステキに決まっているのだけど……。
アピィちゃんも安心しているかもしれませんね。
返信する

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