新型コロナ蔓延による緊急事態宣言の影響で、
「印刷所も時短操業する」と聞いていたけれど、
予定通り『大学学部調べ 環境学部』編の著者見本分が届いた。
やれやれです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/c8/6fc0bc000a83f8668462133541992033.jpg)
ぺりかん社が刊行している「大学学部調べ」シリーズというのは、
早い話が、大学のそれぞれの学部で、どんなことを学ぶのか、
ということを、中高生向けに解説している指南書で、
志望学部をより深く広く知るために、学部・学科の紹介だけでなく、
その学部の教授や在校生、卒業生の声も収録している。
タイトルは「環境学部」だけど、
「環境学部」という名称の学部を持つ大学は、
実は、国内に2校だけしかありませんでした(2019年12月時点)。
環境学は、私たちの住環境や食環境など非常に身近なものから、
自然環境、地球環境のように広範なものまで、
人間活動に関わるあらゆるものが対象となるため、
環境とついた「環境〇〇学」「〇〇環境学」が、
すべて成り立つ学問領域なんですよね。
だから、「生命環境部」「都市環境学部」「社会環境学部」
「海洋資源環境学部」「食品環境学部」「人間環境学部」などなど、
それぞれの大学が、ウエイトを置くジャンルによって、
学部名はさまざまだし、学科名も同じものはないに等しい。
また、農学部や理学部などの学部内にも
環境学を学べる学科が存在している大学も多い。
環境学は文理の枠を越えた学際的な学問なので、
簡単に「環境学部」として、くくりようがないわけですね。
取材で出会った学生や卒業生の中にも、
気象データを解析している人、
プラスチックの代替としての紙製品の可能性を探るべく、
紙の腐朽の研究をしている人、
生物多様性オフセットなどの制度を研究している人、
SDGsが求める企業像を分析している人、
環境と微生物の研究を水処理の仕事に活かしている人、
自然復元の知見をもとに、造園事業の監督をしている人など、
さまざまな分野に取り組んでいる人がいて、
語ってくれたことはそれぞれに、とても興味深かった!
感染症の発生や蔓延も、深刻な地球環境問題のひとつだから、
今回のパンデミックを機に、この分野の研究にも、
さらに力が注がれるであろうこと、
また、そういう若い研究者の活躍を、期待してやみません。
「印刷所も時短操業する」と聞いていたけれど、
予定通り『大学学部調べ 環境学部』編の著者見本分が届いた。
やれやれです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/c8/6fc0bc000a83f8668462133541992033.jpg)
ぺりかん社が刊行している「大学学部調べ」シリーズというのは、
早い話が、大学のそれぞれの学部で、どんなことを学ぶのか、
ということを、中高生向けに解説している指南書で、
志望学部をより深く広く知るために、学部・学科の紹介だけでなく、
その学部の教授や在校生、卒業生の声も収録している。
タイトルは「環境学部」だけど、
「環境学部」という名称の学部を持つ大学は、
実は、国内に2校だけしかありませんでした(2019年12月時点)。
環境学は、私たちの住環境や食環境など非常に身近なものから、
自然環境、地球環境のように広範なものまで、
人間活動に関わるあらゆるものが対象となるため、
環境とついた「環境〇〇学」「〇〇環境学」が、
すべて成り立つ学問領域なんですよね。
だから、「生命環境部」「都市環境学部」「社会環境学部」
「海洋資源環境学部」「食品環境学部」「人間環境学部」などなど、
それぞれの大学が、ウエイトを置くジャンルによって、
学部名はさまざまだし、学科名も同じものはないに等しい。
また、農学部や理学部などの学部内にも
環境学を学べる学科が存在している大学も多い。
環境学は文理の枠を越えた学際的な学問なので、
簡単に「環境学部」として、くくりようがないわけですね。
取材で出会った学生や卒業生の中にも、
気象データを解析している人、
プラスチックの代替としての紙製品の可能性を探るべく、
紙の腐朽の研究をしている人、
生物多様性オフセットなどの制度を研究している人、
SDGsが求める企業像を分析している人、
環境と微生物の研究を水処理の仕事に活かしている人、
自然復元の知見をもとに、造園事業の監督をしている人など、
さまざまな分野に取り組んでいる人がいて、
語ってくれたことはそれぞれに、とても興味深かった!
感染症の発生や蔓延も、深刻な地球環境問題のひとつだから、
今回のパンデミックを機に、この分野の研究にも、
さらに力が注がれるであろうこと、
また、そういう若い研究者の活躍を、期待してやみません。
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