TRY-X 2000 (RP-2000F)
1976年発売 28,900円
受信範囲:0.525~30MHz/76~90MHz
電波形式:AM/FM/SSB(BFO)
第二世代のBCLラジオ御三家の一角を担ったラジオです。
・クーガ2200(RF-2200:National)
・スカイセンサー5900(ICF-5900:SONY)
・トライX-2000(RP-2000F:TOSHIBA)
シングルスーパーで、この中では一番力不足なラジオですが、見た目の存在感はなかなかです。
まっ平らに見えるフロントは、アルミ製でヘアライン仕上げされたもので、お金かかってます。
縦型なので、上部左右にあるガードアームも実用的ですしね。
私が一番最初に手に入れたBCLラジオが本機でした。
小学校の卒業式の日の夕方、母に連れられ、ダイエーの電気売場で買ってもらいました。
当初の目的はクーガ2200だったんですが、売り切れており、お取り寄せと言われ、待つ事が苦手な私は、その場で本機を選んでしまったのでした。
本機にミズホのAP-M1やUZ-5などを繋いで勉強そっちのけでラジオを聴きまくっていました。
マーカーによる周波数直読は他2機種とは異なり、スプレッドダイヤル式です。
よく言えば、TRIOのR-300や9R-59と同じ方式です。
ただ、直読出来る範囲が限定されるのがマイナス点でしょうか。
今は、御三家全て揃っていますが、やっぱり思い入れもありますし、一番のお気に入りです。