伊東の町は3度目です。
20歳頃の時は古い温泉街と湯けむりが立っていたのを覚えています。
昭和初期の建築様式を残す木造3階建ての代表的な温泉旅館東海館は
平成9年廃業後伊東市に寄贈されて、3年の年月を掛け観光施設として生まれ変わりました。
玄関側 松川沿いから
中を見学しました。
まず玄関に立派なお正月飾りがありました。
旅館の部屋は純和風の落ち着いた雰囲気で、
幼いころ見慣れたなつかしい光景で、昔を思い出します。
床の間の横の障子には、幾何学模様や綱干し状のデザイン等が施されてとても心が引かれました。
和風建築の技術が最高レベルに達した時期の、職人の腕を振るった技術の結晶の一端を見ることができる場所だそうです。
廊下の飾りも凝ってます。
温泉は何処にしようかと思いましたが、やはり伊東なので、
山喜旅館と言う昭和15年創業の古い旅館で入りました。
温度は少しぬるくてゆったりはいれました。
東海館と同じ松川沿いにある古い宿で、
前の道の向こうにゆくとカモメが一杯いる海がありました。
のんびり温泉の町を味わいました。
この向こうは 海
伊東の町にもお正月に七福神巡りがある事を知り、
すぐ行けて、海が見渡せる弁財天の神様のある松月院に行きました。
持って行った御朱印帳の2ページ目を書いていただきました。
あっという間に夕方で明りがともり始めました。