黒部ダムの後、今日の泊りの駒ヶ根へ。夕暮れ時は空は晴れていました。
泊る温泉宿を目指してカーナビの通りに行くと、田んぼの端で終わりです?ここは何処?
夫の車のナビが古いのか、道路を間違えたか、湯宿が移転したのか??
なんとか早太郎温泉の和みの湯宿なかやまに着きました。
部屋に入ると机の上にシフォンケーキが置いてありました。
家族用の広い部屋で和室が4部屋とトイレも2個あり、ゆったり出来て良かったです。
夕暮れまでの間、傍の光前寺を散歩。お寺に昼間以外は熊・猪・猿が出るみたいです。
猿は志賀高原の道路上でたむろしている集団を何度か見かけ、
金具屋さんの露天風呂には猿に注意と書いてありました。
和みの湯宿なかやまの食事です。写真は夕食の先付と前八寸で、
その後にお椀物、お造り、グラタンパイ包み、台の物、煮物、揚げ物、飯、甘い物と続きます。
朝食に大女将のスープが特別に付きました。お年なので今年が最後になるかもと。美味しくいただきました。
1日目の金具屋、2日目の界アルプス、そして和みの湯宿なかやま、どれも食事が素晴らしく、地元のお酒も最高においしく、良い時が過ごせました。
我々も70歳前後の年齢になり、少し良い旅館に泊まってゆこうと思っていたら、Go To Travel の企画で安く泊まれラッキーでした。
今日は曇りのち雨の天気予報の為、千畳敷カールへ行くのをやめて、まずは近くの立派な光前寺へ。
光前寺は杉林の中にあり樹齢数百年の巨木も多く、
蘭渓道隆式池泉庭園や築山式枯山水と築山式池泉庭園と三つの庭園があり、
さらにはヒカリゴケが自生していて、境内全域が、「光前寺庭園」の名で名勝に指定されています。
天台宗宝積山光前寺は不動明王をご本尊として860年より1100年の長い歴史があります。
このお寺には霊犬早太郎伝説があります。
怪物から生贄になる子女を助ける為に光前寺の早太郎と言う犬を連れて行くと、早太郎が怪物を退治しました。
以来早太郎は不動明王の化身で災難除、厄除の霊犬となり信仰を集めています。
右端の写真に、信州唯一の17mある三重塔が写ってます。
お寺は紅葉には早かったけど、彼岸花とコスモスとホトトギスも沢山咲いていました。
次に中央アルプス駒ヶ岳山麓にある標高798mの緑深い森に囲まれたマルス信州蒸溜所を見学しました。
普段見る事のない蒸溜機ポットスティルをはじめ、ウイスキー製造プラント、原酒の貯蔵庫等を見学しました。
工場の中に入った途端、すごいウィスキーの良い香りがしました。
朝のテレビドラマの主人公マッサン(竹鶴政孝)をスコットランドに派遣させた酒造会社の上司が岩井喜一郎氏でした。
帰国後竹鶴から提出された通称「竹鶴レポート」を元に、岩井氏はウィスキーの蒸留所を開設しました。
これがマルスウイスキーの原点になっているそうです。
見学が終わって有料でウィスキーやビールが飲めました。
車の運転の為、一番飲める娘と夫はノンアルコールのビールです。
このノンアルコールビールが意外と美味しかったので2本追加で他のビールと一緒に買いました。
家ではたまたまTWIN ALPSや岩井を飲んでいたので、今回は越百(こすも)を買いました。
越百は中央アルプスに連なる山の一つ「越百山(こすもやま)」から名付けられ、
宇宙(コスモス)を連想させる越百(コスモ)という呼び名からついたそうです。とてもコスモとは読めないけど良い名前ですね。
娘はビールと駒ケ岳を買って帰りました。どんな味だったのでしょうか。
4日目は曇りか小雨でしたが、ゆったり駒ヶ根でのんびりした景色を見ながら過ごせました。
昼に発って、夕方5時明るいうちに横浜到着です。
昨日缶コーヒーを4缶買いました。今話題の絵にビックリです。
孫達のおかげでこの漫画を先週テレビでみました。缶コーヒーはもちろん孫の家へ。