十勝の活性化を考える会

     
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秘境“屋久島”

2020-08-30 05:00:00 | 投稿

 

53歳の時、趣味が登山だったので45日を掛けて北海道から屋久島に飛び、九州最高峰の宮之浦岳に登った。

 

世界自然遺産の屋久島は円形型の五角形で、大隅半島から約60キロの島である。1カ月に35回も降ると言われる雨が多いところで、島の90%が森林で覆われている。

 

島には、屋久島三岳と言われる宮之浦岳永田岳栗生岳があり、海からの湿った風が上昇気流となり、山の周りが雲となり雨が降るのである。だから、隣にある種子島が晴れていても、屋久島では雨が降るのである。

 

宮之浦岳に登った時も雨であったが、途中、苔むした深い森や鹿の「ヤックン」にも出会った。屋久島は「サル2万、シカ2万、ヒト2万」という言葉があり、猿のほか鹿も多いところである。

 

屋久島は雨が降ると一気に増水したり、滑落事故、道に迷って行方不明になるなど、登山事故が絶えないので注意しよう。

 

また、屋久島には世界有数のウミガメ産卵地である永田浜があり、ウミガメを見るのが初めてだったので、感動したことを覚えている。

 

そして、水が奇麗なので酒造りメーカーが2社あり、「三岳」という銘柄の美味しい焼酎などを作っているので、酒好きへのお土産にはピッタリである。

 

なお屋久島では、「屋久島一周マラソン」が開催されており、100キロコース、50キロコース、25キロコースなどがあり走るのも良い。

 

また、宮崎駿監督のアニメ映画「もののけ姫」の舞台になったとされる「白谷雲水峡」など、幻想的な所がたくさんある島である。樹齢3,000年前後と見られる縄文杉も見られるが、片道10キロの山道を歩いて行くしかないので、健脚向きにお勧めしたい。

 

「十勝の活性化を考える会」会長

 

注) 屋久島

屋久島(やくしま)は、鹿児島県大隅半島佐多岬南南西約60kmの海上に位置する熊毛郡屋久島町に属し、近隣の種子島口永良部島などと共に大隅諸島を形成する。より南方にトカラ列島奄美群島が位置する。九州最高峰の山、宮之浦岳がある。

[概要]

面積504.29 km2、周囲130km(東西約28km、南北24km)。円形に近い五角形をしており、淡路島よりやや小さい。鹿児島県の島としては奄美大島に次いで2番目、日本全国では7番目の面積である北海道本州四国九州除く)。

(屋久島の山々のパノラマ)

 

豊かで美しい自然が残されており、島の90%が森林である。島の中央部の宮之浦岳1936m)を含む屋久杉自生林や西部林道付近など、島の面積の約21%にあたる107.47km2ユネスコ世界遺産に登録されている。

屋久島はほぼ全域が山地であり、1,000mから1,900m級の山々の連なりは八重岳と呼ばれ洋上アルプスの異名もある。

海からの湿った風がこれらの山にぶつかり、「屋久島は月のうち、三十五日は雨」と表現されるほど大量の降雨をもたらすため、年間降水量は平地で4,500mm程度(平年値4,477.2mm)、山地では8,000mm12,000mmにも達する。

(出典:『ウィキペディア(Wikipedia)』より抜粋)

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