十勝の活性化を考える会

     
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革 命

2023-01-07 05:00:00 | 投稿

 

私は1951年生まれなので、大日本帝国が起こした太平洋戦争のことは知らない。1941年12月8日未明、ハワイ沖で日本は、アメリカ軍と戦争状態に入った。戦争開始の合言葉は、”新高山に登れ!“であった。新高山とは、台湾のほぼ中央部に位置する一番高い3,952mの山で、日本統治時代には、富士山よりも高い日本の最高峰であった。

太平洋戦争は、日本が仕掛けた正当性のない卑劣な真珠湾攻撃の結果、アメリカと日本が交戦状態に入ったのである。戦争に入る場合は相手国に通告しなければならないが、太平洋戦争は、開戦布告前の2時間前に行なわれたルール違反で始まったらしい。

今、ウクライナ戦争が行われているので、戦争を身近に感じている。ただ、満州事変や太平洋戦争のことなどは、戦況などが正しく伝わっていなかったのではあるまいか。現地にいた兵隊も、正確な戦況を知らされていなかったと思うし、むしろ反対のことが伝えられていたようだ。先日のテレビでも、ミッドウェー海戦、ガダルカナルやサイパンの戦い(1944年)、インパール作戦(1944年)などをビデオで見たが、同様の内容であった。

ところで私は、朝鮮人のことをあまり好きではなかったが、1922年の“朝鮮革命宣言”のことを知ってからは好きになった。なぜなら、日本人と朝鮮人との違いは、革命があったか否かだと思う。

 フランス革命(1789年)、キューバ革命(1959年)などを思うと、革命があったか否かは、その後の国民性に大きく反映することになると思う。 ただし、シャクシャインの戦い(1669年)、明治維新につながった西南戦争や戊辰戦争、二・二六事件(1936年)や学生運動などは、小さな革命だったと思っている。

ただ今の日本は格差拡大しているので、1989年の天安門事件のように、国民の不満が爆発して大きな動きにならなければよいと思っている。

「十勝の活性化を考える会」会員