天気予報では夜は雨だそうだ。今は日が出たり、曇ったりしている。今のうちに病院へ行こう。
洗濯物が何とか乾いたというので、タオルとパジャマを持って病院へ。
14:20 病院着 おむつ交換をしている。「痛い」とか声が聞こえた。まだ足の痛いのが直っていないのか?
14:30 おむつ交換が終わってオヤジさんに呼び掛ける。
オヤジさん「ふぅん」 トンサン「ふぅんじゃないよ。着がえ持ってきたからね」
着がえをBOXにしまってから呼びかけると、オヤジさんの反応が無い。
見ていると両手を上にあげて痙攣(けいれん)しだした。
お、これは変だ。瞼(まぶた)を閉じているので開けてみる。目がうつろだ。
もともと良く見えないにしても、反応が無いのはおかしい。
となりに介護補助員がいたのですぐに見てもらう。「看護師さんを呼んできます」とのこと。
すぐに看護師さんが来て「○○さん、手を握って」と声をかける。反応なし、何度か繰り返すうちに、反応するようになった。血圧を測定。120・・・正常値
「右手を握って」⇒握った。 「左手を握って」⇒握らない。
やがて左手も握り返すようになり、問いかけに対する返事もまともになった。
オヤジさん「痛い」。 トンサン「痛けりゃ大丈夫だ」
14:35 看護師さんか?「手足を拘束するための家族の同意書にサインをください」
トンサン「え、またするの?」 聞くと今まで拘束した時の同意書だそうだ。
「なかなか会えなかったので・・・」と言う。 トンサン「毎日来てるよ」 看護師さん?「すみません」
・・・こんなときにびっくりするじゃないか。
14:40 心電図のセンサーを装着。ナースセンターで監視してもらっているらしい。
オヤジさん「マフラーがほしい。持って帰っちゃったから。」
マフラーはBOXに入っていた。でも首に巻くのは危険なので出さない。
15:25 採血に来る。
病院長が3人引き連れて病室を回診している。オヤジさんのところで、特に長い時間いたわけではなく、すぐに隣の病室に移って行った。
15:30 大あくび。眠そうだ。おかあに出来事を電話する。雨が降ってきたのでオヤジさんに帰ることを告げ、病室を出る。オヤジさんうなづく。ちょっとびっくりしたが、まあ大丈夫そうだ。
天気予報より雨が降るのが早かった。びしょぬれ。でもトンサンはこの程度では風邪はひかない。
家へ帰ってからおかあに、お昼頃見舞いに行った時の様子を聞くと、看護師さんと野球の話をして元気で声も大きかったとのこと。
明日午後からは晴れるようなので、病院に様子を見に行こう。