3月8日(火)
ナッツの車を洗う。
今日の手話サークルの準備をする。
オヤジさんの病院へメリダに乗って行く。
空気が冷たく、イヤーマフをしなかったら耳が冷たい。
15:50 病院着 点滴3種 排尿700ml 胃液90cc
おでこに触ったら少し熱かった。37℃くらいあったかな。「オヤジさん、トンサンだよ」
オヤジさん「このまま寝かせてくれ」 「もうかんべんしてくれ」・・・入院させられていることを言っているようだ。
「お姉さんが持っている」・・・「2万2千円」
「いつ退院してもいいんだ」 咳をしている。
どうやらオヤジさんは風邪を引いたのかな。あ、マスクをメリダのハンドルに掛けたままだ。
取りに戻ろうとしてナースセンターの前を通ると、「風邪をひいている人はお使い下さい」とマスクが置いてあった。これをもらっていこう。
病室に戻るとオヤジさんは「おねえさんよー、静かなもんだよ今日は」ヒック、ヒックとしゃっくり。
16:30 おむつ交換。「痛い」と大声をあげている。まだ体の痛いところがあるのだろう。
終わって病室に入ると歌を歌っている。結構大きな声だ。しゃっくりをしながら歌う。
膝(ひざ)を良く動かしている。もっとも体の動かせるところは膝ぐらいだ。
ミトンを外してみた。手が冷たかった。手を握って温めてやった。オヤジさんは特にその手を動かそうとはしなかった。
また歌を歌い出した「♪我は海の子ー白波の~」
16:45 看護師さんが「血中酸素濃度」を測りに来た。
オヤジさんは「もういいよ、寒いから。やるなよ!!測ったってわかりゃあしねえよ」と大きな声を出す。
腕を出したぐらいで寒いというのは、拒絶反応なのだろう。
測り終わると「おねぇさーん、おにぃさーん」と呼んでいる。
「痛い。体が痛い。・・・兄貴、にいさん」と呼んでいる。
17:00 トンサンが「オヤジさん5時になるので帰るよ」というと、お兄さんだと思ったらしく、「お兄さん帰るの、明日またお願いします」と言った。
この辺 オヤジさんが目が見えないのでお兄さんだと思ったのか、少しぼけてそう言っているのかわからない。
トンサンは「お兄さん」は病院の看護師さんだと思ったが、おかあに話すとディサービスの人ではないかと言う。
どちらなのだろう。それによって自分のいる場所がわかっているか、いないかがわかる。
3月7日(月)
寒い日だ。みぞれが降っている。
おかあ病院まで車で。
オヤジさんの様子は特に変わったところはない。
トンサンの血圧は150位まで下がったようだが、まだ安定しない。
夜 ナッツ来る。八王子市役所で鈴木家のルーツ調べをしようとしたが、除籍謄本が残っていなかったとのこと。