3月9日(水)
今日もまたお通夜。12月から4回もお葬式だ。
結婚式は自分のも含めて一生のうちに5回程度だろうが、お葬式は何倍もある。
祝儀袋と不祝儀袋を買っておいても、祝儀袋を使うことはほとんどない。
無くなったのは中学校時代の同級生。消息がわかっている人のうちクラスで4人無くなった。みんな男性だ。
さてオヤジさんの病院にはおかあが車で行った。
病室に入ると体を拭いてもらっていたそうだ。「寒い」と言っているが、大声ではないとのこと。
排尿600ml 胃液無し 点滴3種
体拭きの後、少しの間拘束のひもとミトンが外されていたが、オヤジさんは手を動かそうとはしなかったそうだ。
政治の話、都知事選の話をしている。
「銀座ってどこいらへんだっけ?」 浅草の話。
「今お金持ってるか?」 おかあ「持ってるよ」
オヤジさん「貸してくれよ。兄さんに渡してくれよ」
「今日はあったかいよなぁ」
「ガリ(しょうがの)がうめえんだよなぁ。」
おかあ「帰るよ」 オヤジさん「やっといてくれよ」 「お兄さんに買ってきてもらおう」
・・・この場合のお兄さんは、ここの病院のお兄さんだ。ガリを買ってきてもらおうということらしい。
オヤジさん「お兄さーん、お兄さーん」
おかあが出て行ったあと、お兄さんを呼んでいたそうだ。
3月10日追記
お通夜にはママチャリを出して乗って行った。ママチャリならコートを着ていても乗れるから。
ママチャリは荷物を運べるだけじゃなくて、服装も自由なことがわかった。便利な乗り物だ。
お通夜に参列したのは、元2年E組のいつものメンバー8人と他のクラスの5人がいた。
元2年E組で無くなったのは4人ではなくて、女性も一人いて全部で6人だった。
45人中6人と言うのは60歳そこそこにしては多いのではないだろうか。
それとももうそんな歳なのだろうか。