VOL2 わ・た・し流

おとぼけな私ですが 好きな本のことや 日常のなにげない事等 また 日々感じたことも書いていきます。

懲りないから繰り返す(-_-)/~~~ピシー!ピシー!

2012-10-10 13:47:23 | 日記
昨日は あれこれやることが多すぎて

 更新をすっかり忘れました


ま、たいして書くこともなかったので

 そのままにしてしまいました


今日は 母に頼まれた買い物に行き

 帰る道々 Eテレを見ていたら

鴨長明の方丈記をとりあげていて

 とても興味ふかく見ました

もちろん運転中なので あちこち注意しなくてはならず

 集中しては見れなかったけど


長明の方丈記は 災害の記録が前半をしめているそうで

 大火 竜巻 大地震 飢饉 あともう一つ何だったか・・・


平安時代は さまざまな天変地異があったようです


 大地震では 琵琶湖が津波をおこしたことも書かれていました


人は こんな大きな災害があっても

 それを後世に残すことなく

幾度も同じことを繰り返す というような記述もありました



 「流れに浮かぶ うたかたは かつ消え かつ結びて

久しくとどまりたるためしなし

 世にある 人とすみかと また かくのごとし」


の 棲み家(字が違いますが)とは

 災害で あっという間にこわれ、跡形もなくなる家に

かくも思いをつぎ込み 込み合った場所に住んで

 神経をすり減らしていることに 何の意味があるのだろうか?

という長明の思いが こめられているそうです


 ・・・平安時代って ほぼ千年も前・・・

なのに 人って 

 どういう進歩をとげたのか


まあ、文明は 産業革命以降 格段に進歩し

 今もしつづけているし


知識も豊富になったため

 昔のように 簡単には飢饉 疫病 大火で

壊滅的打撃は受けなくなったとは思いますが


 (おかげで人口も増えました

ただ、別の問題が山積みにはなりましたが・・・)


 最近 私自身 「過去に学ぶ」ということの重要性を思うようになりました


なんども 失敗を繰り返してしまうことを  「愚」というのではないかと・・


 かくいう自分は 何度も繰り返します


人って 懲りないから のほほんといられるのかもしれないですね